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2004年9月の8件の投稿

2004/09/19

Robot(s)

大学生時代、研究室で微妙に流行していたものに「ロボ王」があった。
ふと思い出し、現在どうなっているのか検索してみると、今でも 普通に行われていた
ちなみに、研究室で最も流行っていたのはクターだっ た。
確か最後に遊んだのはクターのサンタだったよ うに思う。

Javaでロボットを操るゲームのようなものがあったことを、うっすらと記憶していた。
検索してみると、ロ ボコード(Robocode)というらしい。
.NETでも同様なものがあったと思って調べると、テラリウム (Terrarium)というものだった。
日本で行われた大会では、同一の人が優勝 しているようだった。


java.awt.Robotというクラスがあった。javadocによると目的は
このクラスを用いると、テストの自動化、自動実行のデモ、およびマウスや キーボード制御が必要なアプリケーションのために、ネイティブなシステム入力イベ ントを生成することができます。Robot の主な目的は、Java プラットフォーム実装テストを自動化することです。
ということだそうなので、GUI の自動テストを行うために使用できるのだろうか。
しかし、実際に使用しようとすると、テストケースを書くために多大な工夫が必要になりそうである。
今のところはGUIテストについては商用テストツールを用いるのが無難か。


Ant1.6.2 on Eclipse2.1.3

Ant1.6.2を使うための設定
  • Eclipseの "ウィンドウ>設定" メニューを開き、 "Ant>ランタイム>ANT_HOMEの設定" にAnt1.6.2のディレクトリ設定を行う。
  • ランタイム・クラスパスの中の xercesImpl.jarを除去する。(参 考)

EclipseからAntを使うために必要な設定
  • JAVA_HOMEを適切に設定する。
  • javacのタスクに fork="true"を設定する(参考1,2)


Java叩き

にちゃんねるのプログラム板プログラマ板ではJavaプログラマ(及びJava言語)を軽んじているス レッドが多い。
そこでは「Javaしかできないプログラマは駄目だ」という論理がしばしば展開されている。
しかし、考えてみると、Javaしかできないプログラマというのは、少なくともJavaが現れた後にプログラマになった人である。
従って、大半が若い人である。
ということは、Javaプログラマ叩きは、年寄りが若年層を虐めているという構図というわけか。

私自身の経験より、私はCしかできなくなおかつ他の言語を学ぼうとしないプログラマが嫌いである。
もっとも、C言語以外のある言語だけしかできないプログラマに会ったことがまだ無いわけで、もしかするとVBしかできないプログラマの方が潜在的には嫌い であるかもしれない。


2004/09/18

Subversion, Firefox

仕事でSubversionを使用することになり、必要なラ イブラリなどをソースからmakeしてインストールした。

Eclipse2.1.3からプラグインのSubclipseを 使用してアクセスすることを想定している。
しかし、サーバの問題かクライアントの問題か、なんとなく先行き不安な動作をする。
同名のディレクトリが2つ親子関係で作成されたり、等。

少なくとも、他のプロジェクトで利用していた人の話を聞く限り、Subclipseはバギーである、と感じた。
Windowsのクライアントアプリとしては、TortoiseSVNが あるが、インストーラが起動しない。
まあ、碌にサービスパックも当てられていない環境であるため仕方が無いのであるが、しかし、となるとSubversionリポジトリへのアクセス手段は Subclipseのみとなるのか。
CUIのsvnならばSubversionのWindows版を各開発マシンにインストールすれば使用できるようになるのか。
しかしその場合でも、今までWinCVSでGUI利用してきたうちの開発者がコマンドラインで利用できるのか。

Subversionが利用しているBerkeley DBにも不安定要素があるようなことがWebでたまに書かれているのを見る。
バックアップはしっかりとる必要があると思われる。
DBがいつの間にか壊れている、という現象もあるそうなので、DB形式だけでなく、テキスト形式に落としたものも定期的にバックアップする必要がありそう だ。

私は、正直現在使用しているCVSをそのまま利用しても良いのではないかと考えている。
Javaでオープンソース活動を行っているところもCVSを利用しているところが大多数なのではないか。
Subversionはファイルの移動や名称変更が履歴に残せるのが売りだそうだが、どの程度の有用性があるのか不明である。(全く無いわけではない、と いうように考えているわけではない。特にJavaの場合。しかし検証は必要ではなかったか。)

そもそも、Subversionの環境を構築すること自体、現在の状況においてはかなり痛い量の時間を消費した。
そのうち管理手順書、使用手順書も書く必要が出てくるだろう。

以上のことが事前に分かっていたからこそ、新しい物好きの私でも導入に躊躇していたわけなのだが、あっさりと導入は決まってしまった。


自宅PCにFirefox 1.0PRをインストールした。
IEやMozillaなど、今まで利用していたブラウザの設定をインポートする機能がついており、移行は全く問題なく行えた。
操作感もかなり良い。
ただ、私はHTMLを書くのにMozilla Composerを使用しており、それを立ち上げるのが面倒になったのが残念である。
というか、かなり昔(2年くらい前?)試したときもそのように考えたことを思い出した。


2004/09/12

読書感想文

オンラインのブックストアでは、推薦文というか読書感想文を書けるスペースを提供している会社が多い。
esbooks -- みんなの書店
楽天ブックス -- あなたの書斎
アマゾン -- リストマニア
など(アマゾンのリンクは正しいか自信無し)。
また、トラックバックでリンクを行えるサービスもある(bk1など)。
話は逸れるが、bk1(http://www.bk1.jp)とビーケーワン(http://www.bk1.co.jp)は別会社なのだろうか?サービ スが異なる気がするのだが。

また、別のサービスとして、アフェリエイトというものを行っているところも少なくない。
アフェリエイトの詳細はこちらが詳しそ うである。
簡単に言うと、自分の紹介がきっかけで購入した場合にいくらかの謝礼がもらえるシステム、ということになるのだろうか。

上記2つのサービスを同じ書店が行っているわけであるが、どうも2つを共存させている(つまり、書店のサーバ上に置いている読書感想文のリンクから購入し ても、謝礼が受け取れる)ところは少ないように見える。


読書感想文をどこかに書こうと思っているのだが、どこにしようか。
特にお金が欲しいわけではないのでアフェリエイト云々は無関係である。

知人が最近amazonにリストを作成していたが、自分が載せた本と同じジャンルのリストが自動でリンクされていたりして、作成する人にとっても有用な サービスがあるので良いと感じた。

私はesbooksに若干感想を載せているが、こちらは感想が書籍購入のページにも載るため、他人に詠んでもらいやすい、という点もある。
が、私にとってはamazonのサービスの方が嬉しい。

この日記に書く、というのも昔はやっていたのだが、整理が出来ないのが大きな欠点である。


すべてがTeXになる

学生時代はドキュメントはプレーンテキストかTeXで書いていたため、版管理もCVSで出来ていた。
社会人になるとExcel(Wordより多い!)でドキュメントを書くことが多くなり、版管理をどのように行えばよいか難しい。
Office2003だと、XMLで保存できたりするようなので、もしかしてCVSで管理して差分を確認して…といったことも可能なのであろうか。

サイトを見て回っていると、納品物として提出するドキュメントもTeXで書いているプロジェクトもあるらしく、うらやましい。
ただ、私のプロジェクトに適用するとなると、他のメンバの教育に大層骨が折れそうだ、と感じる。
向上心の無い人間に物を教えるのは、私にとって最も嫌いな仕事のうちのひとつである。
熟知させるのが不可能なので他の代替案を考える、という仕事も全く好きではない。
学生時代は、比較的同程度の能力を持った人間が集まっていたため、あまり感じることは無かったが、最近はよく「駄目なやつは何をやっても駄目」というフ レーズがよく頭をよぎる。

とはいえ、放置しておくとプロジェクトの進行に支障が出るため、実現可能な解は求めなければならない。
今まで出してきた案は、現実に妥協しすぎているものが多かったと感じているため、今後はもう少し理想を追っていっても良いのでは、と考えている。


2004/09/06

旅行鞄を購入したが

あまり衣服類に金を掛けない方だったと思うのだが、社会人になってから半年に1回の割合で一度に10万位の買い物をしている気がする。
そのスパンの間にもちょこちょこと買っている気がする。

本日は鞄を2個購入。
ひとつは旅行用の大き目の鞄。のはずだったのだが。
どうやら店員が間違えたらしく、帰宅して開けてみると私が頼んだものよりも一回り小さいものが入っていた。

今週必要なものなので、交換するのであれば平日に行くしかないわけだが、そのような余裕は平日には無い。
ただ、よく考えると、当初購入予定だった大きさの鞄は既に持っていて、今回はこの小さめの鞄でも十分事は足りる。
しかもこの大きさの鞄を持っていないので、今後も活躍してくれるかもしれない。(大き目の鞄が必要であれば、既に持っていたものを使えば良い。)
ただ、やはり今回購入しようと思っていた鞄、既に所有しているものと全く同じ大きさというわけではなく、若干小さめだったはず。
それくらいの大きさのものも、欲しいといえば欲しい。

そういうわけで交換しようかどうしようかは思案中。
(ただ、交換するとなると、今回必要な用事には使用できないことに留意する必要がある。)


2004/09/05

WindowsXP SP2を当てた

ページのデザインを変えたのだが、まだ見にくい。さらに熟考が必要。

WindowsXPのサービスパック2を入れてみた。
いつもの私であれば、間違いなくトラブルに見舞われOS再インストールになるところだが、今回は特に問題も無くインストールできてしまった。

Windows標準のファイアウォールと、私がもともと使用していたKerio Personal FiweWallというファイアウォール--のなんという機能だろうか、アプリケーションが勝手に起動されるのを監視する機能--が牽制しあっている。
Kerioはアンインストールすべきだろうか。

再起動が必要なUpdateをしたまま仕事を続行していると、再起動を促すダイアログが出てきてかなり鬱陶しい。

前回のOS再インストール直後から使用できなくなっていた休止モードが、何故か使用できるようになっている。


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