NetBeansのGUIエディタ(Matisse)でJava3Dコンポーネントを使用してみる
注意:Java3Dはこれから学習しようと考えているだけなので、実際に使用できるかどうかは試せていない。
[追記]下記の設定方法は誤りで、設定してもうまく働かない(が、備忘録として残しておく)。一見うまくいくように思われたが、GUIエディタを開き直すと正しく表示されなくなった。ログに "CANVAS CRASHED!!!" と出力されるが、検索してみたところ、これはJCanvas3D.javaの806行目で出力されているようだ。
Java3D実行用バイナリのダウンロードとインストール:
- https://java3d.dev.java.net/binary-builds.html
からJava3Dのバイナリをダウンロードする。私はjava3d-1_5_1-windows-i586.zipを選択した。 - jarファイル3種(j3dcore.jar, j3dutils.jar, vecmath.jar)を適当なディレクトリに配置する。なお、インストーラでインストールした場合、%JAVA_HOME%\lib\extに配置されると思われる(ここに入れておけばクラスパス設定や実行許可設定が不要なはず)。
- dllファイル4種(j3dcore-d3d.dll, j3dcore-ogl-cg.dll, j3dcore-ogl-chk.dll, j3dcore-ogl.dll)をpathの通ったディレクトリ以下に配置する。インストーラでインストールした場合はおそらく、%JAVA_HOME%\binに配置されるのでは。
NetBeansのライブラリ設定:
- NetBeansのメニューから ツール>ライブラリ を選択し、ライブラリマネージャを起動する。
- 新規ライブラリボタンを押し、ライブラリ名「Java3D」のクラスライブラリを作成する。
- Java3Dのクラスパスに、インストールした3種のjarファイルを追加する。Javadocも設定しておく。
NetBeansのパレット設定:
- NetBeansのメニューから ツール>パレット>Swing/AWTコンポーネント を選択し、パレットマネージャを起動する。
- 新規カテゴリボタンを押し、カテゴリ「Java3D」を追加する。
- ライブラリから追加ボタンを押し、Java3Dライブラリ(上記で追加したライブラリ)を選択する。
- 使用可能なコンポーネントの中からJCanvas3Dを選択する。
- パレットカテゴリからJava3D(今回追加したカテゴリ)を選択する。
以上の設定を行うことで、GUIエディタのパレットにJCanvas3Dが表示され、GUIデザイナ上に設置できるようになった。
参考:
日本語 NetBeans ユーザー FAQ - パレットにコンポーネントをインストールしましたが使用時にエラーが出ます
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