WebアプリのRSS リーダを常用することにした
Fastladderのソースコード公開、というニュースを見て、RSS Readerを再度使用してみた。
以前livedoor Readerを試用したことがあるのだが、このときはlivedoorのIDを持っていなかったのでお試し版を使用した。全くメリットが分からなかった。
今回はGoogle Readerを使った。登録したサイトの未読を超速で消化できるスピード感が素晴らしい。viのカーソル移動ようなキーボード操作もでき、マウスとキーボード間の手の移動も不要である。
携帯電話からも参照することができる。私は、携帯電話ではタイトルをチェックするだけに留め、内容を見たいものはマーク(Star)をつけておいて、後ほどPCで参照する、という使い方をしている。
試用版だと、もちろん自分でサイト登録したりできないので、上記のようなメリットに気付かない。これほど意味の無い仕様版も無いなあ、と思った。
今回livedoor ReaderもIDを取得して比較してみたのだが、PHS接続(128kbps)だとGoogle版の方が軽快に動作するように感じた。他のサイトの評価では概ねlivedoor版の方が速い、ということだが。先読み機能や未読デフォルトが200件と多いことが、ナローバンドでは悪い方向へ影響しているのではないか。設定でこれらは変更できるようだったが、Google版に不満が無いためそれ以上は検証せず。
Google ReaderはAjax技術を利用しており、かなり頻繁に非同期通信を行っているように感じる。PHS接続して使用しているとかなりの割合で保存に失敗した旨のエラーメッセージが出る。
この場合、もちろんエラー応答も非同期で返ってくるため、メッセージが表示されたとしても何がエラーになったのか分からない。そもそもエラーになる可能性のある操作がどれなのかすら明示されていない。
しかし、しばしばエラーが発生することや、そのエラーが何なのか分からないことは、あまり重要ではない。せいぜい未読状態になるべきものがそうなっていないだけ、という程度であり、その程度であれば再実行の手間はかからないからである。(エラーは苦にならない、とは言いつつ、携帯電話で使ってみたときにはやはり同期型通信の安心感も感じたりするのだが。)
私が携わっているシステムも非同期通信が技術的に重要なものなのだが、これは伝統的に「銀行での振り込み」の例などで示される重要なトランザクションを扱う。エラーメッセージを見る度に、Google Readerのようなレベル(おそらくAjaxを利用している現状のアプリも同程度だろう)の保証しか行わなくてよいサービスって良いよなあ、と思ってしまう。
そんな経緯でblogの名称を変更した。あと、ついでにAmazonアソシエイトにも登録してみた。
関連(というほどでもない):
ITmedia - オンデマンドサービスの障害は「新常識」?
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