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2008年6月の9件の投稿

2008/06/29

GPSロガーを持って東京を歩いてみた(HOLUX M-241)

HOLUX(ホラックス) ハンディDL/M*241 (楽天リンク)

今日製品が届いてから性能を試すために東京都内を移動してみることにした。

あまり写真が取れていないが、結果は以下のように参照できるようになる。

代々木公園駅~浦安駅あたりは地下鉄を利用しているため、ログが取れていないことがわかる。また、今回は本体をバッグの中にしまったままにしていたが、問題なくログが取れている。方向には気をつける必要がありそう(アンテナは上についている)だが、常に首から提げておく必要は無いことが分かった。

 

参考までに、今日の行動は以下の考えに基づいた。

  • M-241が届く。使用してみたいが体調があまり芳しくないので遠出は出来ないと考えた。
  • 秋葉原は街中でデジカメ抱えていても違和感無さそうなイメージがあったので、秋葉原に向かう。
  • 歩行者天国が中止になっていた。そのためか歩道に人があふれており、写真を撮るような余裕が無かった。
  • 銀座も写真を撮るのに違和感が無さそうだと考え、銀座に向かおうと山手線に乗った。が、山手線は銀座駅が無いことに気付く。
  • 仕方が無いので前から行ってみたかった代々木公園に目的を変更する。
  • 地図を見ると原宿駅が近そうなので、私にとって未開の地、原宿にも足を向けることにする。
  • 竹下通りは何かの祭りがあるのかと思うほどだった。あとやたらとAマークを付けた人が歩いているので、原宿では浜崎あゆみブームが再燃しているのかと思ったら、代々木競技場であったらしいコンサートが原因のようだ。
  • Ameba Studioものすごい行列が出来ていた。こちらの原因は不明。
  • 代々木公園に到着したが、体調が限界に来たので早々に退散する。途中迷ったので携帯電話のGPS機能を利用して公園から脱出した。

あまり歩かないで済むようにしたつもりが、一層体調を悪化させる結果となった。

2008/06/28

デジカメ写真に位置情報を(HOLUX M-241)

HOLUX(ホラックス) ハンディDL/M*241 (楽天リンク)

結局、SONYのGPS-CS1KSPは購入せず、上記のM-241を購入した。

CS1KSPと比較した場合の、M-241の特徴・長所は下記のようなことが考えられた。

  • 価格は同程度である。
  • 液晶画面が付いている。GPSから取得した時刻、時速、移動距離、もちろん位置情報もリアルタイムで表示できる。また、GPSの電波が届いているかどうかも分かりやすい。(SONY製品はランプの点滅速度で確認する必要があるようだ)
  • ロギング間隔の変更が可能。SONYのものは15秒間隔で測定するモードしかないが、これは1秒~120秒間隔、あるいは指定移動距離間隔でロギングタイミングを設定できる。
  • 対応OS。SONYはWindowsのみのようだが、こちらはMacOSやLinuxのドライバもあるようだ。
  • 付属のSuper Mapple Digitalのバージョン。どちらの製品にも機能限定版が付属するようだ(M-241は冒頭の楽天ショップ限定らしい)が、SONYはVer7、M-241はVer8。ただ私はあまり試用しないと思うが。

懸念していた、デジカメへの位置情報を付与する操作についても、M-241は標準添付ソフトでは出来ないものの、フリーウェアを使用することで簡単に行えた。私が使用したのは、Javaで書かれたJpeg GPX Mergerというソフトだが、Windowsであればカシミール3Dでも可能なようだ。

標準添付ソフト以外にあればいいと思ったものを以下にまとめる。

  • 上記ジオタグ付加ソフト
  • Google Earth
  • Picasa WebPanoramioといったWebアルバムのサービスアカウント。Flickrは残念ながら日本地図があまり詳細に表示できないようだ。
  • M-241は高度情報も記録できるが、標準添付ソフトでは高度情報の書き出しが行えないらしい。この情報が欲しい場合は、こちらで紹介されているような取り込みソフトが別途必要になると思われる。

2008/06/25

GeForce6600ドライバアップデート失敗

たまたまグラフィックカードのドライバアップデートをしてみようと思い、NVIDIAのサイトからドライバ自動検索で見つかった、最新バージョンの175.16をインストールしたら、低解像度低ビットカラー(640x480, 4色)でしか起動しなくなってしまった。

この現象については、以前のバージョンのドライバ(デフォルトではC:\NVIDIA\Win2KXP\[バージョン番号]\setup.exe)をインストールし直すことで解消した。

Googleで検索してみると、「GeForce7シリーズ以前のGPUでは、94.24の使用が推奨されている。」とあったので、そちらを検索(TOPページからどう辿ればよいのか分からない)し、ダウンロード、インストールしたところ正常に動作した。

2008/06/22

デジカメで撮った写真にGPS情報を付与する

携帯電話のカメラで撮った写真には位置情報を付与することが出来るが、画質が悪い。一方、デジカメで撮った写真は高画質だが位置情報がつかない。デジカメで撮った写真に位置情報を埋め込められればなあ、と常々思っていたのだが、そういう製品があるようだ。

ひとつめは、デジカメ単体で位置情報を取得できるもの。GPSを利用するものと、無線LANから位置情報を取得するものがあるようだ。今入手できるデジカメで、どれくらいの価格帯のものからこのような機能が付加されているのか詳しく調べていないが、Google検索してみたところ、リコーのRDC-i700 model G(208,000円)Caplio500SE(110,000円~)というように、普及価格帯では無さそうな製品にみえる。また、無線LANを利用するものは、都市部以外では位置情報を得られないのではないか。

ふたつめは、GPSロガーを利用する方法。冒頭のSONY製品やGiSTEQ PhotoTrackrLite(DPL700)というデジカメとの連携を重視ししたものの他、GPSまとめサイト@2chモバイル板にあるような汎用的なものもあるようだ。

GPSロガーを利用してGPS情報を取得した場合、この情報を後から写真ファイルに付与する作業が必要になる。上記のうち、デジカメ連携重視のものであれば、おそらく添付ソフトで簡単に行えると思われる。フリーソフトでも、こちらのサイトで紹介されているようなものがあるようだ。

おおよその位置情報を写真ファイルに付けられれば良い、というのであれば、GPSロガーを使用せずにこのようなフリーソフトを使って手で入力しても良いと思われる。

デジカメとGPSロガーを連携させるために重視すべき機能として考えられるものは以下の2点あると考える。

  • 写真ファイルとの連携機能。GPS情報をファイルへ付与する手順が煩雑で無いこと。
  • GPSロガー自体の性能。感度。GPSチップセットによって性質が異なるらしい。

一方、他の用途では重要かもしれないが、デジカメ用途ではあまり重要と思われない事項は以下のようなものか。

  • 精度。自動車走行時の車線変更まで判別できるものがあるようだが、そこまで必要ではないのではないか。
  • GPSロガー単体での機能。リアルタイムで位置情報を参照したいとか、速度情報がわかるとかいう製品もあるようだが、デジカメ写真との連携には関連が無い。

冒頭のSONY製品、主に感度の面であまり評判が良くないのだが、どれを選択したものか…

2008/06/20

Firefox3:アドオンを削除すれば大分軽くなった

のアドオンを「無効」でなく「削除」してみると、起動はかなり速くなった。以前は少しずつ使用メモリが増えていって数分後に120MBくらいに達していたのが、数十秒でそこまで達し、操作が可能になる。

上記のうちどれが問題だったのかは確認していない。

  • かなり使用メモリを必要とする
  • 終了処理が遅い
  • 初回、アドレスバーにURLを入力しようとしたときの、候補が表示されるまで固まる時間が長い

点については改善されなかった。

2008/06/18

Firefox3をインストールしてみた

今まではFirefox3b2を使用していた。私の家のWindowsXP上では、アイコンをダブルクリックしてから操作ができるまでに3~4分はかかっている。また、起動直後のメモリ使用量は120MB以上になっている。なぜか操作を行い始めると半分の60MBぐらいに落ちるのだが(ただしそのうち元に戻る)。そして、ロケーションバーにURLを入力するとまた固まり、候補が出て入力再開できるようになるまでにまた更に数分待たされる。

アドオンは3種しか入れていないし、また、これらのアドオンを無効にしてもこの状態は変わらない。

本日リリースされたFirefox version3を起動して見ると、操作できるようになるまで約20秒、起動直後のメモリ消費は50MBほどだった。ただ、これはプログラムの改善に因るところなのかどうかは分からない。昔これぐらいのリソースで起動していたものが、いつの間にか120MB、数分の起動になってしまっていたので、今回インストールしたFirefox3もすぐそうなることが十分予想される。

Windowsは使っていくうちにだんだんと重くなるとよく言われる(し、自分自身実感している)が、Firefoxはそれを更に酷くした感じがする。

XubuntuのFirefoxは起動は数秒で完了するし操作もすぐ行えるようになるのが不思議でたまらない。

2008/06/14

携帯電話用キーボードで入力してみた(RBK-110CII購入)

リュウド Rboard for Keitai RBK-110CIIを購入した(製品サイト)。リュウド最近よくこういったガジェットに目移りしてしまう…

この製品を使用するに当たっては、所有している携帯電話の機種によっていくつか制約を受ける可能性がある。

  • au機種かどうか。au CDMA専用なので、その他の機種は対応していない。
  • サポート機種かどうか。au機種でも、コネクタの形状が違う、キーボード入力未対応機種などが存在するようで、それらでは使用できない。
  • 端子の位置。下についているか横についているかで使用感が異なる。(後述)
  • 高速モード対応機種かどうか。対応していれば、入力のもたつきが軽減される。

など。

本製品には接続用ケーブルが付属している。キーボードと携帯電話は直接接続できるが、端子が横についている携帯電話だと直接接続した場合、画面が横向きになってしまうため、このケーブルを用いるとよい。

電池はLR44型のボタン電池3個を使用する。amazonでは10個600円ほどで売っているようだが、近所のドラッグストアでは2個入り150円ほどだった。ちなみにコンビニでは1個190円くらいするようだった。

私の所有している機種はソニーエリクソンのW43Sであり、端子は横、高速モードは非対応に分類されている。この機種で使用してみた感想を記載する。

直接接続すると画面が横向きになる点については、あまり気にならない。むしろ、ケーブルを接続する方が手間に感じる。

高速入力モード使用時に不具合がある、と公式ページには書いてあるが、特に使用上支障は出ていない。

PCでの入力と比較すると、やはりもっさり感がある。キー打鍵用の面積が広い分、iPod touchよりは文字を入力しようという気になるが、PCのように無意識に文字を打ち込めるわけではなく、画面の表示を確認しながら入力していく必要がある。

また、しばしばキー入力が受け付けられていないことがある。英字を入力している際には全く気にならない(画面に入力がすぐ反映されるので)のだが、日本語入力の場合、子音入力が画面に反映されないのでストレスがたまる。
例えば、「か」を入力する場合kとaのキーを押すが、kを入力した時点では受け付けられたかどうかに関わらず画面二反映されないので、次のaを入力して初めてkが受け付けられなかったことを認識できるということになる。この問題が、使用していて最も気になった点である。携帯電話の機種によって動作が異なる可能性はあり、例えば高速入力モードに正式対応している機種であれば気にならないのかもしれない。(あるいは親指シフトモデルを使えば解消されるのか?しかし親指シフト入力を知らない...)

入力が出力される部分と、予測変換表示の部分2箇所を見ながら打鍵することになるので、結構疲れる。これは慣れるかもしれないが...

入力が確定されるタイミングも気になる点がある。長音(ー)を入力すると確定してしまうので、カタカナ文字を入力しにくい。例えば、「モード」と入力しようとすると、「もー」を入力するとひらがなで確定されてしまう。

電車や飛行機の移動中に使用することを考えた場合、画面の小ささが気になるのではないか。携帯電話のボタンで入力する場合と考えると、目から画面までの距離は離れると思うため。従って、移動中での長文入力は目が疲れやすくなるのではないかと思う。

 

上記の通り、PCと比較するとやはり不満が出てしまうが、ボタンでの文字入力端末と比べると雲泥の差がある。最も気になる点である、「子音入力時に受け付けられているのかどうか分からない」問題については、(親指シフト入力できる人であれば)。

 

RBK-110CIIで入力」のビデオ
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2008/06/07

Xubuntuをインストールして自宅にサーバを立ててみた

2年近く前にPCを購入して以来、データの移し替えが面倒でそのまま放置していた旧PCがあった。マウス/キーボードは一組しかないので同時には起動できず、データ移行はHDD取り外して繋げ変えるしかないか、しかし新PCはパラレルATAインタフェースあるのだろうか...と考えていた。

この度上記のCPU切り替え器を購入したので、LAN経由でデータを移し終えた(ちなみに新PCにもパラレルATAインタフェースはあったが)。クライアントマシンが2台あっても使わないので、空いた旧PCにLinuxを入れてみた。

当初はUbuntuをインストールしたが、評判通り比較的高いスペックを要求し、このPCでは荷が重いようだ。感覚的にはWindowsXPのインストール直後より重い。そのため、Xubuntuを使用することにした。

Ubuntuはインストール直後でほぼ日本語化された状態であるが、Xubuntuは若干作業が必要になる。ただ、作業を終えればUbuntu相当になり、日本語環境は気になる問題は全く無くなった。

日本語化手順は、にちゃんねるのxubuntuスレッドに記載されていたものを、現在の最新バージョンである8.04に読み替えて実施した。

  1. [Applications]-[システム]-[Software Sources]を開きます。
  2. [サードパーティのソフトウェア]タブを選択します。
  3. [Add]をクリックし、表示されたダイアログに と入力して[ソースを追加]をクリックします。
    8.04の場合:deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja hardy/
  4. もう一度[Add]をクリックし、表示されたダイアログに以下の行を入力して[ソースを追加]をクリックします。
    8.04の場合:deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja hardy-ja/
  5. [閉じる]をクリックし、表示されたダイアログで[再読込]をクリックします。エラーが発生しますが、そのまま[閉じる]をクリックします。
  6. [Applications]-[システム]-[Synaptic パッケージ・マネージャ]を開き、ubuntu-ja-keyringパッケージにインストールマークを付けます。
    「認証されていません!」と警告されますが、そのまま[マーク]をクリックし、続けてウィンドウ上部の[適用]ボタンをクリックしてインストールを実行します。
  7. [再読込]をクリックします。
  8. ubuntu-desktop-jaパッケージにマークを付けて適用をクリックしてインストール

hardyというのは、8.04のコードネームHardy Heronのことのようだ。

この後、taskselコマンド(UbuntuのServer版インストール時に実行されるもののようだ)で、LAMP環境を一発でインストールしてサーバ環境とした。

ほぼ5年ぶりにLinuxに触れたが、難易度がかなり下がっているように見える。現在では、Windowsを普通に使用できる人であれば、Ubuntu/Xubuntuを使用しても戸惑うことが無いのではないか。視覚的な面でも、商用OSと遜色なくなっている。ただ、その分ハードウェアの要求スペックもあがってしまっているが。

DDNSは家サーバー・プロジェクトが提供しているサービスを利用することにした。

 

冒頭のCPU切り替え器は、モニタがDVI接続、キーボードがPS/2接続、マウスがUSB接続であるような環境用のものである。自分の環境はちょっと変わっているのでこれに合ったCPU切り替え器はそうそう無いものだと考えていたが、ちょうどマッチするものが比較的安価に有ったので驚いた。

2台の切り替えは、ScrollLock2回押し+1キーor2キーで切り替えられる。また、切り替え器本体にもスイッチが付いており、使用感に問題は無い。ただ、切り替え後に何度かUSBマウスが認識されなくなる状態になることがあった。この場合はPC本体に刺さっているUSBケーブルを抜き刺しすれば回復するのだが...

RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発 第2版を見ながらRailsを始めてみた

仕事でJavaを使用することになったので、家では他の言語を用いて見ようと考えた。ちなみにrubyは未経験である。

gemでrailsをインストールすると、現在ではデフォルトversion2.1がインストールされる。しかし本書はversion1.2.Xを対象にしているため、サンプルコードがうまく動かない。

この場合、採り得る方針は2つある。

  • version2.xに読み替えて、必要な追加作業を行う。
  • version1.2.xをインストールしてそちらを用いる。

当初前者の方針で行こうとしたが、本質的でない部分で時間が割かれすぎてしまったため、書籍を素直に読み進められるよう後者の方針に切り替えた。

InfoQの記事「Rails 2.0 - 初心者がすべきことは?」が参考になった。

手順としては以下の通り。私の環境では既にversion 2.1.0が入っていたため、2.の操作を行う必要がある。2.xをインストールしていなければ、手順1だけでよいだろう。

  1. gemで1.2.xシリーズの最新版であるver1.2.6をインストールする。
    gem install rails --version 1.2.6
  2. railsコマンドの第1引数に必ず_1.2.6_をつけるように読み替える。第2引数以降は、通常の引数を指定する。
    rails _1.2.6_ depot (本書p.55の例)

あるいは、手順2の代わりに2.xをアンインストールしてしまえばよい。

  • gem uninstall rails --version 2.1.0

 

なお、前者の方針「version 2.x を用いて進める」方針では、scaffoldやpaginateでのエラーが発生した。この問題についての対策は、例えば以下のサイトに書かれているような作業が必要になる。

また、原書(Agile Web Development with Rails)のサポート掲示板も参考にできる質問/回答がある。ちなみに、第3版はversion2.x対応だそうだ。第2版を持ってる人は半額で購入できるみたいで...日本でもお願いしたい。

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ソフトウェアエンジニアとして影響を受けた書籍

  • Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション

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    理論と実践が双方とも素晴らしい製品であるHibernate。本書はそのプロダクトを書名に冠していますが、Hibernateを使うつもりがなく、ORマッピングの解説書として読むにしても十分な良書です。Second EditionとしてJava Persistence With Hibernateという書籍も出版されていますが、残念ながら現在のところ 和訳はされていません。-インアクションは2.xの、Java Persistence-は3.1の頃のものなので、最新版とはちょっと違うところもあることに注意。 (★★★★★)

  • アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版

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    クライアント/サーバシステムを構築する上で必要となる知識が総論されてます。Web技術者も、フレームワーク部分を開発するのであれば必読。 (★★★★★)

  • Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア

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    前述の書籍「ソフトウエア開発プロフェッショナル」をより砕いたもの、という感じでしょうか。 前書きではプログラマでなくSE向けの本のように書かれているが、プログラマが読んでも面白い本であると思われます。 SEになった新人(あるいはそういう会社に入る/入りたての人)にとっては、これからどういったことが仕事を遂行していく上で起こりえるのか、どのように考えて行なっていけばいいのか決定する助けになると思います。 元は″Joel on Software″というブログの記事で、web上でも一部日本語で読めます。 http://japanese.joelonsoftware.com/ (★★★)

  • ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか

    ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか
    問題解決(一昔前のの流行語で言うところの『ソリューション』)能力は、システムエンジニアのスキルとして備えるべきもののうちのひとつです。しかし、これは難しい。学校で出されるテストと違い、唯一の、(問題提出者が想定している)解を求めるだけが「問題解決」では無いからです。そもそも、何が問題なのか、それは本当に問題なのか、それは本当に解決すべき問題なのか、その問題解決方法は正しいのか、などを解決しなければ、「その解は正しいのか」に辿りつくことができません。この本の最も良いところのひとつは、本があまり厚くないこと。すぐに読めるし、何回も読み返す気になるでしょう。 (★★★★★)

  • スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル

    スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル
    コードコンプリートで有名なスティーブマコネルの著書。新人SEに読んで欲しい。個人として業界の中でどうあるべきか、組織としてどうあるべきか、SEのプロ意識とは?SEの心構え概論、といったところでしょうか。また、業界における資格の重要性についても説かれています。この業界では資格が特に軽んじられる傾向がありますが、この傾向はどんな弊害をもたらすのか、将来的にこの業界は資格に対してどのような姿勢で臨んでいくべきなのか。日経BP社では(他の出版社もだが)最近、似たような類いのあまり面白くない書籍が乱出版されていますが、この本は別格だと思うので安心して購入して欲しいと思います。 (★★★★★)

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