« Xubuntuをインストールして自宅にサーバを立ててみた | トップページ | Firefox3をインストールしてみた »

2008/06/14

携帯電話用キーボードで入力してみた(RBK-110CII購入)

リュウド Rboard for Keitai RBK-110CIIを購入した(製品サイト)。リュウド最近よくこういったガジェットに目移りしてしまう…

この製品を使用するに当たっては、所有している携帯電話の機種によっていくつか制約を受ける可能性がある。

  • au機種かどうか。au CDMA専用なので、その他の機種は対応していない。
  • サポート機種かどうか。au機種でも、コネクタの形状が違う、キーボード入力未対応機種などが存在するようで、それらでは使用できない。
  • 端子の位置。下についているか横についているかで使用感が異なる。(後述)
  • 高速モード対応機種かどうか。対応していれば、入力のもたつきが軽減される。

など。

本製品には接続用ケーブルが付属している。キーボードと携帯電話は直接接続できるが、端子が横についている携帯電話だと直接接続した場合、画面が横向きになってしまうため、このケーブルを用いるとよい。

電池はLR44型のボタン電池3個を使用する。amazonでは10個600円ほどで売っているようだが、近所のドラッグストアでは2個入り150円ほどだった。ちなみにコンビニでは1個190円くらいするようだった。

私の所有している機種はソニーエリクソンのW43Sであり、端子は横、高速モードは非対応に分類されている。この機種で使用してみた感想を記載する。

直接接続すると画面が横向きになる点については、あまり気にならない。むしろ、ケーブルを接続する方が手間に感じる。

高速入力モード使用時に不具合がある、と公式ページには書いてあるが、特に使用上支障は出ていない。

PCでの入力と比較すると、やはりもっさり感がある。キー打鍵用の面積が広い分、iPod touchよりは文字を入力しようという気になるが、PCのように無意識に文字を打ち込めるわけではなく、画面の表示を確認しながら入力していく必要がある。

また、しばしばキー入力が受け付けられていないことがある。英字を入力している際には全く気にならない(画面に入力がすぐ反映されるので)のだが、日本語入力の場合、子音入力が画面に反映されないのでストレスがたまる。
例えば、「か」を入力する場合kとaのキーを押すが、kを入力した時点では受け付けられたかどうかに関わらず画面二反映されないので、次のaを入力して初めてkが受け付けられなかったことを認識できるということになる。この問題が、使用していて最も気になった点である。携帯電話の機種によって動作が異なる可能性はあり、例えば高速入力モードに正式対応している機種であれば気にならないのかもしれない。(あるいは親指シフトモデルを使えば解消されるのか?しかし親指シフト入力を知らない...)

入力が出力される部分と、予測変換表示の部分2箇所を見ながら打鍵することになるので、結構疲れる。これは慣れるかもしれないが...

入力が確定されるタイミングも気になる点がある。長音(ー)を入力すると確定してしまうので、カタカナ文字を入力しにくい。例えば、「モード」と入力しようとすると、「もー」を入力するとひらがなで確定されてしまう。

電車や飛行機の移動中に使用することを考えた場合、画面の小ささが気になるのではないか。携帯電話のボタンで入力する場合と考えると、目から画面までの距離は離れると思うため。従って、移動中での長文入力は目が疲れやすくなるのではないかと思う。

 

上記の通り、PCと比較するとやはり不満が出てしまうが、ボタンでの文字入力端末と比べると雲泥の差がある。最も気になる点である、「子音入力時に受け付けられているのかどうか分からない」問題については、(親指シフト入力できる人であれば)。

 

RBK-110CIIで入力」のビデオ
powered by @niftyビデオ共有

« Xubuntuをインストールして自宅にサーバを立ててみた | トップページ | Firefox3をインストールしてみた »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 携帯電話用キーボードで入力してみた(RBK-110CII購入):

« Xubuntuをインストールして自宅にサーバを立ててみた | トップページ | Firefox3をインストールしてみた »

other sites

  • follow us in feedly
  • github
  • stackoverflow

ソフトウェアエンジニアとして影響を受けた書籍

  • Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション

    Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション
    理論と実践が双方とも素晴らしい製品であるHibernate。本書はそのプロダクトを書名に冠していますが、Hibernateを使うつもりがなく、ORマッピングの解説書として読むにしても十分な良書です。Second EditionとしてJava Persistence With Hibernateという書籍も出版されていますが、残念ながら現在のところ 和訳はされていません。-インアクションは2.xの、Java Persistence-は3.1の頃のものなので、最新版とはちょっと違うところもあることに注意。 (★★★★★)

  • アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版

    アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版
    クライアント/サーバシステムを構築する上で必要となる知識が総論されてます。Web技術者も、フレームワーク部分を開発するのであれば必読。 (★★★★★)

  • Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア

    Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア
    前述の書籍「ソフトウエア開発プロフェッショナル」をより砕いたもの、という感じでしょうか。 前書きではプログラマでなくSE向けの本のように書かれているが、プログラマが読んでも面白い本であると思われます。 SEになった新人(あるいはそういう会社に入る/入りたての人)にとっては、これからどういったことが仕事を遂行していく上で起こりえるのか、どのように考えて行なっていけばいいのか決定する助けになると思います。 元は″Joel on Software″というブログの記事で、web上でも一部日本語で読めます。 http://japanese.joelonsoftware.com/ (★★★)

  • ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか

    ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか
    問題解決(一昔前のの流行語で言うところの『ソリューション』)能力は、システムエンジニアのスキルとして備えるべきもののうちのひとつです。しかし、これは難しい。学校で出されるテストと違い、唯一の、(問題提出者が想定している)解を求めるだけが「問題解決」では無いからです。そもそも、何が問題なのか、それは本当に問題なのか、それは本当に解決すべき問題なのか、その問題解決方法は正しいのか、などを解決しなければ、「その解は正しいのか」に辿りつくことができません。この本の最も良いところのひとつは、本があまり厚くないこと。すぐに読めるし、何回も読み返す気になるでしょう。 (★★★★★)

  • スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル

    スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル
    コードコンプリートで有名なスティーブマコネルの著書。新人SEに読んで欲しい。個人として業界の中でどうあるべきか、組織としてどうあるべきか、SEのプロ意識とは?SEの心構え概論、といったところでしょうか。また、業界における資格の重要性についても説かれています。この業界では資格が特に軽んじられる傾向がありますが、この傾向はどんな弊害をもたらすのか、将来的にこの業界は資格に対してどのような姿勢で臨んでいくべきなのか。日経BP社では(他の出版社もだが)最近、似たような類いのあまり面白くない書籍が乱出版されていますが、この本は別格だと思うので安心して購入して欲しいと思います。 (★★★★★)

無料ブログはココログ