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2008/06/07

Xubuntuをインストールして自宅にサーバを立ててみた

2年近く前にPCを購入して以来、データの移し替えが面倒でそのまま放置していた旧PCがあった。マウス/キーボードは一組しかないので同時には起動できず、データ移行はHDD取り外して繋げ変えるしかないか、しかし新PCはパラレルATAインタフェースあるのだろうか...と考えていた。

この度上記のCPU切り替え器を購入したので、LAN経由でデータを移し終えた(ちなみに新PCにもパラレルATAインタフェースはあったが)。クライアントマシンが2台あっても使わないので、空いた旧PCにLinuxを入れてみた。

当初はUbuntuをインストールしたが、評判通り比較的高いスペックを要求し、このPCでは荷が重いようだ。感覚的にはWindowsXPのインストール直後より重い。そのため、Xubuntuを使用することにした。

Ubuntuはインストール直後でほぼ日本語化された状態であるが、Xubuntuは若干作業が必要になる。ただ、作業を終えればUbuntu相当になり、日本語環境は気になる問題は全く無くなった。

日本語化手順は、にちゃんねるのxubuntuスレッドに記載されていたものを、現在の最新バージョンである8.04に読み替えて実施した。

  1. [Applications]-[システム]-[Software Sources]を開きます。
  2. [サードパーティのソフトウェア]タブを選択します。
  3. [Add]をクリックし、表示されたダイアログに と入力して[ソースを追加]をクリックします。
    8.04の場合:deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja hardy/
  4. もう一度[Add]をクリックし、表示されたダイアログに以下の行を入力して[ソースを追加]をクリックします。
    8.04の場合:deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja hardy-ja/
  5. [閉じる]をクリックし、表示されたダイアログで[再読込]をクリックします。エラーが発生しますが、そのまま[閉じる]をクリックします。
  6. [Applications]-[システム]-[Synaptic パッケージ・マネージャ]を開き、ubuntu-ja-keyringパッケージにインストールマークを付けます。
    「認証されていません!」と警告されますが、そのまま[マーク]をクリックし、続けてウィンドウ上部の[適用]ボタンをクリックしてインストールを実行します。
  7. [再読込]をクリックします。
  8. ubuntu-desktop-jaパッケージにマークを付けて適用をクリックしてインストール

hardyというのは、8.04のコードネームHardy Heronのことのようだ。

この後、taskselコマンド(UbuntuのServer版インストール時に実行されるもののようだ)で、LAMP環境を一発でインストールしてサーバ環境とした。

ほぼ5年ぶりにLinuxに触れたが、難易度がかなり下がっているように見える。現在では、Windowsを普通に使用できる人であれば、Ubuntu/Xubuntuを使用しても戸惑うことが無いのではないか。視覚的な面でも、商用OSと遜色なくなっている。ただ、その分ハードウェアの要求スペックもあがってしまっているが。

DDNSは家サーバー・プロジェクトが提供しているサービスを利用することにした。

 

冒頭のCPU切り替え器は、モニタがDVI接続、キーボードがPS/2接続、マウスがUSB接続であるような環境用のものである。自分の環境はちょっと変わっているのでこれに合ったCPU切り替え器はそうそう無いものだと考えていたが、ちょうどマッチするものが比較的安価に有ったので驚いた。

2台の切り替えは、ScrollLock2回押し+1キーor2キーで切り替えられる。また、切り替え器本体にもスイッチが付いており、使用感に問題は無い。ただ、切り替え後に何度かUSBマウスが認識されなくなる状態になることがあった。この場合はPC本体に刺さっているUSBケーブルを抜き刺しすれば回復するのだが...

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