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2008/07/19

Firefoxの起動が遅くなった原因を解消した

以前、アドオンを削除することでFirefox3の起動が早くなったように感じた、と記載したのは誤りだった。

数日使用していると、結局以前と同じ状態に戻ってしまった。

起動処理に時間がかかる原因を考えて見ると、

  • プログラムをメモリへロードする処理。メインメモリが足りない場合には原因となり得るが、そのような状況でなくても、常に起動が遅いので考えにくい。
  • 起動時の通信。Firefox本体やアドオンの更新状況を確認しているようなので、原因となり得る。
  • ディスクアクセス。ウィンドウが表示された後、ブックマークツールバーの情報が表示されるまでにかなり時間がかかるので大いに有り得る。

3点目については以前も考えたことがあり、そのときはHDのデフラグを試したのだが改善は見られなかった。また、Firefoxをバージョン2から3へ上げた(この際、インストールディレクトリも変更した)ことで、ディスクキャッシュもリセットされたものだと思い込んでいた。

が、たまたまロケーションバーに"about:cache"を入れる機会があって気付いたのだが、キャッシュディレクトリは以前と同じものが指定されており、上記のキャッシュクリアは行われていないのかもしれないと考えた。

firefox_cache

そこで、オプションダイアログからキャッシュのクリアを行ってみたところ、1秒以内で起動するようになった。以前は、画面が入力を受け付けるようになるまで1分以上はかかっていた。

firefox_cacheclear

2点目に記載した、通信が原因かどうかについては今回試さず仕舞いだが、Firefoxをオフライン状態にして起動してみれば確認できたと思う。

最近あまりにもFirefoxが遅いので、2000でなくXPを使用する唯一の動機となっていた視覚効果すら切っていたのだが、これで元に戻すことができる。

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