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2008年7月の11件の投稿

2008/07/30

ファイル[iTunes Library.itl]は有効なiTunesライブラリファイルではありません。

iTunesのバージョンを7.7に上げた後、iTunesがまともに起動しなくなった。

症状としては、起動時毎回ダイアログ『ファイル[iTues Library.itl]は有効なitunesライブラリファイルではありません。iTunesはiTunesライブラリの回復を試みて、このファイルの名前を[iTunes Library(Damaged).itl]に変更しました。』が表示され、起動前にライブラリファイルを再構築している。また、起動後は同じプレイリストが複数作成され、今まで作成したものが壊れてしまう。

itunes_damaged

原因は、パフォーマンスオプションで「システムキャッシュ」のパフォーマンスを優先にしていたからだった。前回までのFirefox起動が遅い件で色々試していたときに変更していたものだ。

マイコンピュータを右クリックしプロパティを選択する。表示された「システムの表示プロパティ」ダイアログで「詳細設定」タブを開き、パフォーマンス枠内の設定ボタンを押す。表示された「パフォーマンスオプション」ダイアログの「詳細設定」タブの、メモリ使用量枠内のラジオボタンが「システムキャッシュ」に設定されていると今回の現象になる。これを「プログラム」に合わせれば解消する。

performance_dialog

iTues Library.itlファイルはマイミュージックディレクトリ以下のiTunesディレクトリにある。iTunes Library(Damaged).itlファイルの名称から(Dameged)を削除し、元の名称「iTunes Library.itl」としてiTunesを起動すると、前回までの状態に戻る。

Appleのソフトウェアは、予想がつかない不具合を持っていることがしばしばある。自分の操作が悪いと思い込むと対処方法に気付けないので注意する必要がある。

M-241のログから高度情報を取得

HOLUX(ホラックス) ハンディDL/M*241 (楽天リンク)

M*241が出力するTRLファイルの位置情報を編集するプログラム。今回の改善では行番号と高度情報を表示するようにした。

trl_file_editor072

  TrlLogEditor.jarをダウンロードする

 

今後、以下のような改善を考えている。

  • TRLファイルの連結
  • ポイントの間引き機能

2008/07/23

スーツケース購入

そんなわけでSamsonite Gravitonを購入した。縦方向にも横方向にも取っ手がついていること、RIMOWA SALSAは中の仕切りがかえって邪魔になりそうだった、というのが根拠である。

前エントリで書いていなかったこと:

  • 伸縮する持ち手を格納するスペースがあるため、見た目より実際の収納スペースは少ないと感じるかもしれない。これは店舗で実物を見れば容易に確認できる。
  • 国内の正規代理店が取り扱っているものは、全モデルの一部である。並行輸入を行っているネットショップ群の方が品揃えは豊富であるのは当然のようだ。
  • 前述のGravitonの最小モデルは、旅客機への持込は不可能なサイズだと思っていたが、タグに持ち込み可能と書かれていた。航空会社の機内持ち込み可能手荷物サイズが書かれているページを見たところ、確かに問題無さそうだ。より小さいSALAの最小モデルも同様である。

2008/07/21

スーツケースを買いに新宿へ

リモワ サルサ ビジネスケースRIMOWA Salsa 855.40 BusinessTrolley (Red) RM85540TSA(楽天リンク)
サムソナイト グラビトン スーツケース SAMSONITE【Graviton Upright 50cm】レッド(楽天リンク)

スーツケースが必要になった。百貨店が多くあるイメージがあったので、新宿へ行って購入することにした。

結論としては、百貨店においてある種類は少ない。覚えているだけで以下の店舗に立ち寄ったが、最も種類数が多かったのは東急ハンズだった。

探していた、小さめのサイズで、あまりビジネス特化デザインで無いものとなると、上記のSamsoniteのものかRIMOWAのものくらいしか無さそうだったのでそれらを中心に見て回った。

値段はどこも同じ(コメ兵除く)で、RIMOWAはどこでも有ったが、Samsonite含めその他のブランドを取り扱っているかどうかは店舗によって様々だった。ただ、商品のサイズ自体が大きいせいか、総じて置いてある種類は少ない。WEBで事前に調べてから店舗に行くと、置いてある種類の少なさに落胆は必至かと思われる。

コメ兵はリサイクルショップ(要は質屋か?)ということもあり、他より値段は8,000円程度は安かっただろうか。一応値札には新品と書かれていた。RIMOWAのみ置かれていた。

最終的にハンズで購入することに決めたのだが、購入したいと思ったモデルはいずれも在庫無しで、全く役に立たなかった。

家に帰って楽天を見ると、代引きであれば即日出荷できる店舗(冒頭のリンク)があったので、そこで注文した。

スーツケースを買う際に学んだこと:

  • 実物は見ておいた方が良い。サイズ感、重量感などは確認しておくべき。
  • スーツケース売り場はどこも婦人向け売り場ではなく、紳士向け売り場にあった。
  • 店舗で実際に見られる種類は少ない。
  • 種類が多いのは、百貨店よりも、ハンズやイオン、サティであり、値段も数千円くらいからと1桁安いものが売っている。
  • 外国製品が多く、ネットショップではショップ保証が無い場合があるようだ。
  • 一方、実際の店舗で購入する場合は、ネットショップと比較してかなり値段が高い。私が購入したものは、ハンズ:44,000円くらい、ネットショップ:24,000円と、2万円程度差異があった。

GoogleEarth起動

途中で電池が切れたため、新宿に到着してから1時間ほどで終わっている。新宿に買い物に来たのは初めてで、全く地理が分からず、この時点ではまだハンズにしか行けていない。最終的に4時間は歩き続けただろうか。

新宿は高層ビルが多く、そのそばを通る機会が頻繁にあるため、実際の経路とGPSログにしばしばずれが発生しているのが、地図上の道路をログが通っていないことで分かると思う。ただ、ふらついているのは必ずしもM-241の性能が原因でなく、単純に道に迷っている場合もあることに注意。

本日の写真:ジェットセットラジオの1面のモデル、新宿駅西口のバスターミナルを(GPS位置情報は結構ずれている)。

初めて新宿行ったとき、ここがモデルだとは全く知らず、ゲーム画面内と全く同じ(...というわけではなく、実際はかなりデフォルメされている)風景に感動した。そういえばPGR3も発売当初はかなり現実の新宿に忠実だということで話題になっていたが、現在、Googleで検索しても当時の比較画像などはほとんど見つからない。

HOLUX M*241が出力するTRLファイルのエディタ作成

HOLUX(ホラックス) ハンディDL/M*241 (楽天リンク)

HOLUX M-241が出力するTRLファイルを直接編集するツールを作成した。現在はログの部分削除のみが可能である。

M-241以外のTRLファイルを出力するHOLUX製品でも利用可能と思われるが、検証は行っていない。

TRLファイルを読み込ませると一覧にログが表示される。保存対象とするものに1列目のチェックを入れ、保存することで、不要なポイントのログを除外することができる。保存もTRL形式で行う。

TrlLogEditor.jarをダウンロードする

trl_file_editor

動機

外出する際、GPSロギングは自宅から行うが、GoogleEarthファイル(KMLファイル)を公開する場合には不必要な情報、つまり自宅周辺のログを削除する必要がある。

今までは.trlファイルをM-241付属のツールで.kmlファイルに変換した後、KMLファイルを直接手で編集していた。編集結果はGoogleEarthに都度読み込ませ、編集妥当性の確認を行う必要があり手順が煩雑である。また、KMLファイルはルート情報とポイント情報が分離されたフォーマットとなっており、それぞれ同期させて編集するのが困難だった。

想定している使用方法

HoluxUtility.exeを用い、M-241から一旦TRLファイルをダウンロードし、KMLファイルを作成する。KMLファイルをGoogleEarthで開けば、ルートとポイント通過時刻が分かるので、この情報を元に本ツールを使用して不要なポイントを削除する。

作成したTRLファイルは、従来どおり、コンバートツールを用いKMLファイルやGPXファイル、NMEAファイルに変換し利用できる。

その他

TRLファイルを"TrackLogs digital mapping"ファイルと呼称しているサイトがいくつかあったが、正式名称か不明なためこの用語は用いていない。

TRLファイルフォーマットを理解するために、BT747(正式名称はMTK GPS Datalogger Device Controlなのだろうか)のソースコードを参照した。BT747はJavaSEが無いPDAなどへのポータビリティを考慮してか、waba(日本語解説ページ)というライブラリを用いていたた。本ツールはBT747のソースを全く利用しておらず、wabaへの依存も無い。

BT747の再配布条件はGPLv3であり、本ツールもこれに従った。

本エントリで利用したダウンロードアイコンStudiomx作製のものである。

2008/07/19

Firefox3の終了時に自動でディスクキャッシュを削除する

前回までで、ディスクキャッシュを削除すれば起動時間が短縮されることが分かった。

起動時にディスクキャッシュが0になるようにする方法としては、以下のような対応が考えられる。

  • もともとの設定で、ディスクキャッシュを使用しないように設定しておく(0MBに設定しておく)。
  • 終了時に手動でディスクキャッシュ削除ボタンを押す。
  • 終了時に自動的にディスクキャッシュがクリアされるような設定を探す。

1番目の方法は、実行環境においてディスクキャッシュ機能が全く無駄なものであれば一番良い大砲方であるが、今のところ確認が取れていないので止めておく。2番目の方法は確実ではない。

以下に、3番目の方法のための設定手順を記載する。ただ、この設定を行った後、体感的に終了処理が遅くなっているように思えるので、その点が気になる場合には注意する必要がある。

  1. ツールオプション で、オプションダイアログを開く。
  2. プライバシータブを開き、プライバシー情報枠内の、「Firefoxの終了時にプライバシー情報を削除する」のチェックを入れる。「プライバシー情報を消去する前に確認する」のチェックも必要であればONにする。
    firefox_cache_setting1
  3. 同プライバシー情報枠内の設定ボタンを押し、プライバシー情報の消去ダイアログを開く。
  4. 「キャッシュ」のチェックをONにする。その他必要でないものはOFFにする。
    firefox_cache_setting2

Firefoxの起動が遅くなった原因を解消した

以前、アドオンを削除することでFirefox3の起動が早くなったように感じた、と記載したのは誤りだった。

数日使用していると、結局以前と同じ状態に戻ってしまった。

起動処理に時間がかかる原因を考えて見ると、

  • プログラムをメモリへロードする処理。メインメモリが足りない場合には原因となり得るが、そのような状況でなくても、常に起動が遅いので考えにくい。
  • 起動時の通信。Firefox本体やアドオンの更新状況を確認しているようなので、原因となり得る。
  • ディスクアクセス。ウィンドウが表示された後、ブックマークツールバーの情報が表示されるまでにかなり時間がかかるので大いに有り得る。

3点目については以前も考えたことがあり、そのときはHDのデフラグを試したのだが改善は見られなかった。また、Firefoxをバージョン2から3へ上げた(この際、インストールディレクトリも変更した)ことで、ディスクキャッシュもリセットされたものだと思い込んでいた。

が、たまたまロケーションバーに"about:cache"を入れる機会があって気付いたのだが、キャッシュディレクトリは以前と同じものが指定されており、上記のキャッシュクリアは行われていないのかもしれないと考えた。

firefox_cache

そこで、オプションダイアログからキャッシュのクリアを行ってみたところ、1秒以内で起動するようになった。以前は、画面が入力を受け付けるようになるまで1分以上はかかっていた。

firefox_cacheclear

2点目に記載した、通信が原因かどうかについては今回試さず仕舞いだが、Firefoxをオフライン状態にして起動してみれば確認できたと思う。

最近あまりにもFirefoxが遅いので、2000でなくXPを使用する唯一の動機となっていた視覚効果すら切っていたのだが、これで元に戻すことができる。

2008/07/17

ココログでニコニコ外部プレイヤー設置を試みた結果

前回のテスト結果を貼ってみる。

こちらがテスト3の結果となる。再生ボタンを押すまでは通常に動作すると思うが、動画再生は行われないはずである。

次に、テスト1の結果を貼ってみる。

前回、Proxomitronの代わりになるFirefoxアドオンがあったはず、と記載したが、これはRefControlというものだった。

例えば、以下のように設定する。

refcontrol

上記のように、サイト"www.nicovideo.jp"に対して適切な設定を行うと、この下にニコニコ外部プレイヤーが表示され、正常に再生されるのではないだろうか。

2008/07/14

ココログでニコニコ外部プレイヤー設置を試みる

ニコニコ動画で登録されている動画コンテンツを、ニコニコ動画サイトへのログイン無しに特定のサイトから視聴できる、一般的にはブログパーツというのだろうか、Flashアプリについて。公式サイト内でも、ニコニコ外部プレーヤー、外部プレーヤなど名称が統一されていないようだが、本日時点で最新であるニコニコニュースエントリの記述に準拠して、ここでは「ニコニコ外部プレイヤー」で統一した。

 

動機

  • ココログでニコニコ外部プレイヤーを設置できないことを偶然知る(なお、対応サイトは前述リンク先エントリの通り)。
  • 久しぶりにニコニコ動画サイトへ行ったが、このとき再生数が1,000程度であるが個人的に素晴らしいと感じたコンテンツに出会った。

上記の2要素が重ったことと、技術的に全く未知のWebアプリの仕組みについても少し勉強してみよう、ということで検討を行うことにした。

 

結論

表題に記載した、ココログにニコニコ外部プレイヤーを貼り付けるという目的は達成できなかった。niconico_player

ニコニコ外部プレイヤーの初期画面(再生ボタンが表示される画面)の表示までは行えたが、コンテンツの再生はできなかった。

これは、他の人が試して実現できていることと同じようだ。invalid_play_key, thumbPlayKeyといったキーワードで検索を行うと、同様のことを行っている記述を見つけることができる。

 

検討の成果

一方で、今まで全く触れていなかった方面の技術について多く知識を得ることができた。具体的には下記の通り。

  • Firebugの使用方法。Javascriptは全く知らないが、本ツールを使えばWebブラウザ上でステップ実行できるため、ソースコードの意図を理解しやすくなる。
  • WireSharkでのTCPストリームの表示。WireSharkの使用方法についてはまだ詳しく理解していないが、とりあえずWebサーバ=クライアント間でどのようなデータをやり取りしているのかを調べることはできるようになった。
  • Apache2の設定方法。ApacheのバージョンやLinuxディストリビューションの違いによって設定ファイルの記述ポリシが異なり、いまいち理解しないまま放ったままになっていたが、今回Rails向けに設定を考えることでなんとなくポリシが見えてきた気がする。 
  • RailsのControllerの役割や、Controllerがパラメータを解釈する手順。具体的には、書籍「RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発第2版」の第20章辺りの記述の理解である。現時点では、Railsについてはまだ書籍のサンプルコードを実行してみる程度しかできていないが、実際に1からRailsアプリを作成してみることで理解が深まった。今回のアプリはこのことを理解するのに最もシンプルな例だった。
  • Railsのデプロイ方法。今まではローカルでWEBrickを使用して動作させていただけだが、今回は外部に公開する必要があったので、Apache+passengerをXubuntu上で動作させた。

 

以下、今回行ったことについて記述する。検証コードはこちらに保存した。

用意したもの

  • Proxomitron May。これは後述のテスト1で使用する。Windowsアプリケーションであるが、用途はrefererの書き換えだけであるため、他のOSでも同等のものは用意できると思われる(Firefoxプラグインにもそのような機能を有するものがあるようだ)。 
  • ローカルのRails実行環境。これは後述のテスト2で使用する。今回、プロキシサーバ的にRailsを利用したが、PerlやPHPの例も2ちゃんねるにあった。おそらくSquidみたいな本物のプロキシサーバでも可能だとは思う。
  • 2個目のIPアドレスとRails実行環境。これは後述のテスト3で使用する。サーバをローカルに立てた場合とリモートに立てた場合での挙動の違いについて確認するために用意した。個人が準備する場合、一般的にこれはレンタルサーバになると思われる。

 

テスト1:ニコニコ外部プレイヤー用Javascriptをローカルで開いてみる

参考:ニコニコ動画がアカウントなしで外部再生が可能になりました。 - 釣堀.net

上記サイトに記載の通り、ニコニコ動画サイトが提供するJavascript(http://www.nicovideo.jp/thumb_watch/[動画ID])を実行することで、ブラウザ上にニコニコ外部プレイヤーが表示される。そこで、まず、このスクリプトを記述したtest1.htmlをブラウザで開いてみる。すると、下記のように表示される。

東方で『三十路岬』
申し訳ございませんが、お使いの環境ではご利用になれません。
リファラの送信を許可するか、ニコニコ動画上でご覧ください。

この記述より、リファラをアクセスコントロールの一手段として用いていることが分かる。そこで、Proxomitronを使用して、リファラの設定を変更して再度試してみる。

設定方法の例は下記の通りである。この設定を行った後、同様にtest1.htmlを開く(再読み込みする)と、ニコニコ外部プレイヤーが表示され、再生可能なことが確認できる。

Proxomitron初期画面のボタン"Headers"を押してHTTP Header Filtersウィンドウを開く。リスト内の設 定"Referer: Hide where we've been (Out)"の編集項目"Header Value Match"を空欄に、"Replacement text"を、前述ニコニコニュースに記載されているニコニコ外部プレイヤー対応サイト(図でははてなを指定)のURLに書き換え、画面を閉じる。

proxomitron

次に、ブラウザの設定変更を行い、Proxomitron経由で接続するように変更する。Firefoxでは、メニューバーから"ツール" > "オプション"でダイアログを開き、"ネットワークタブ"中の"接続設定"で、localhost:8080を指定する。

firefox_proxy

なお、上記の設定変更は、このテストが終わった際に元に戻しておく。

 

テスト2:リファラ設定をクライアントから切り離す

テスト1結果の通り、ローカルの設定を変更すれば再生できることがわかった。しかし、blogにニコニコ外部プレイヤーを設置することを考えた場合、この方法は問題がある。不特定のblog購読者に対して上記のような設定を強要することは不可能だからである。

テスト1を行った結果、HTML中のJavascriptの読み込みについて以下のような経路で行っていると認識した。

図2-1:通常の処理手順

route1

(図中のアイコンはIconArchiveに登録されているものを利用させていただいた;Icons by:FastIcon.com and Icons-Land)

  • (1) ブラウザがWebサーバ(図中ではココログサーバと記載)に対して、表示対象のページ取得要求(HTTP GET)を行う。
  • (2) ココログサーバが応答を返す。
  • (3) ブラウザは、<script>タグを見つけ、外部から取得しなければならないJavascriptがあることを認識する。
  • (4) <script>タグのsrcに書かれている参照先(ニコニコ動画サーバ)にJavascriptの取得要求を行う。
  • (5) ニコニコ動画サーバは、リファラを見て、OK結果を返すかNG結果を返すか判断する。
  • (6) 結果に沿ったJavascriptをPCへ返す。

ここで、(4)の処理を行うのはココログを見ている各ユーザのPCであるため、本節の冒頭で記載した問題が出る。

上記問題の解消方法として、ニコニコ動画サーバへのリクエストを代理で行う代理サーバを立てることを考えた。ココログにアップロードするコンテンツには、この代理サーバへのリンクを貼ればよい。結果として、処理の流れは以下のようになる。

図2-2:代理サーバを経由した処理手順

route2

  • (1) ブラウザがココログサーバに対して、表示対象のページ取得要求を行う。
  • (2) ココログサーバが応答を返す。
  • (3) ブラウザは、<script>タグを見つけ、外部から取得しなければならないJavascriptがあることを認識する。
  • (4) <script>タグのsrcに書かれている参照先(代理サーバ)にJavascriptの取得要求を行う。
  • (4)' 代理サーバはPCからの要求を元に、ニコニコ動画サーバへJavascriptの取得要求を行う。この際、代理サーバはリファラを変更し、ニコニコ動画サーバからNGが返ってこないようにする。
  • (5) ニコニコ動画サーバは、リファラを見て、OK結果を返すかNG結果を返すか判断する。
  • (6)' 結果に沿ったJavascriptを代理サーバへ返す。
  • (6) 代理サーバはニコニコ動画サーバから得た結果をそのままPCへ返す。

下線部は前述の処理と異なる部分、太字はその中でも重要な変更点を示している。

(4)の変更点については、単純に自分がココログへ投稿するエントリ中のリンクを変更すればよいだけなのであまり問題ではない。(6)'及び(6)は単純に要求者へ応答を返すだけである。

問題は、(4)のリクエストを代理サーバにどう処理させれば、ニコニコ動画サーバへ要求を行えるようになるか、ということだと考えた。受け取ったURLを処理に反映させる方法として、私は、最近勉強し始めたRails(のAction Controller)以外に知らなかったため、これを採用することにした。

今回作成したrailsアプリの実装手順は以下の通り。

  1. nicoプロジェクトの作成
    > rails nico
    > cd nico
  2. PCが呼び出すためのControllerとメソッドの作成
    > ruby script/generate controller nicovideo thumb_watch
  3. thumb_watchメソッドの実装
    app/controllers/nicovideo_controller.rbの編集。
    open-uriにリファラを設定してhttpのURLを開くサンプルが載っていたので、これをそのまま使用した。
  4. PCへの返却を実装
    app/views/nicovideo/thumb_watch.rhtmlの編集。
    単純に、(3)の処理でニコニコ動画からもらった文字列を渡すだけとした。

上記の手順で編集した2ファイルについては、冒頭に示した添付ファイルに含めた。

なお、今回はWindowsではRails1.2.6、XubuntuではRails2.0.2という異なるバージョンでそれぞれ実行しているが、上記の手順は1.2.6のものである。2.0.2では以下の点が異なった。

  • Rails2では、Active Recordの使用が前提となっているようであり、デフォルト設定ではDBが存在しないとエラーになる。この対処方法は、config/environment.rbの下記の記述コメントアウトを外し、有効にすればよい。
    config.frameworks -= [ :active_record, :active_resource, :action_mailer ]
  • 上記の手順で記載した自動で作成されるViewファイルthumb_watch.rhtmlの名称がthumb_watch.html.erbに変更になっていた。ただ、名称の変更のみのようで、記述はどちらも同じで問題なかった。

この後、WEBRickを起動しhttp://localhost:3000/nicovideo/thumb_watch/sm3942869にアクセスする。下記のような、Javascriptっぽい長い文字列が表示されることで正常に動作していることが確認できる。

result_js

テスト1で設定したブラウザのプロキシ設定は解除済みであることを確認し、test2.htmlを開く。表示されたニコニコ外部プレイヤーで、相変わらずコンテンツを再生できた。

test2.htmlは、test1.htmlで記載していた<script>タグの参照先を、ニコニコ動画サーバからローカルサーバに変更している。つまり、図2-2の手順で処理していることになる。

 

テスト3:代理サーバの外部化

テスト2は、正確には図2-2の構成とは異なり、図中のPCと代理サーバを同一端末で動作させていた。これは、テスト1と同様、blog購読者が設定を負担することになり現実的ではない。テスト3では、図2-2の通り、PCと代理サーバを別々の端末(=別々のIPアドレス)で動作させてみる。

PCとは別に用意したリモートホストに実行環境を構築する。具体的にはテスト2で実装したRails環境をリモートホストに用意すればよい。

リモートホストでWebサーバを起動した後、test3.htmlを開く。なお、開く前に、test3.html内で src="http://yukihane.dip.jp/rails/nico/nicovideo/thumb_watch/sm3942869" と記載している箇所は、各々の環境に合わせて変更する必要がある。

この結果は、本文章冒頭の「結論」に記載したとおりであり、ニコニコ外部プレイヤーの表示はできるものの、再生はできない、というものであった。

ニコニコ外部プレイヤーをクリックした際の、ニコニコ動画サーバからのレスポンスをWireSharkで見てみると、下記の応答が返ってきていることが分かる。

error=invalid_play_key&done=true

つまり、(実行環境の不備などが原因でなく、)ニコニコ動画サーバが正しく状況を判断しているということになる。

ニコニコ外部プレイヤー表示後の処理の流れを図2-2に追記したものを以下に示す。

図3-1:ニコニコ外部プレイヤー表示・再生手順

route3

  • (7) ユーザがニコニコ外部プレイヤーをクリックし、再生を要求する。
  • (8) Webブラウザはニコニコ動画サーバに対して動画コンテンツの要求を行う。
  • (9) 何らかの判断を行い、動画コンテンツを送り返すか、NGであるか判断する。
  • (10) 結果をWebブラウザに返す。

今回のテストでは、手順(9)の、「何らかの判断」でNGになっているため再生できない。

テスト2とテスト3の違いは、図3-1内の、手順(4)'と手順(8)を行う端末が同一か異なるかであるため、この辺りの条件(要求元IPアドレスとか)で判断しているのではないかと考えられる。

2008/07/08

iPod touchが急にインターネット接続できなくなった

何もしていないのに、突然iPod touchがインターネットに繋がらなくなった。

「何もしていないのに」はPC初心者のよく言う誤りであることは認識していたので、気付かないうちにルータの設定を変えてしまったのだろうと高をくくって設定を見直してみたが、全く直る気配がない。

結局、iPod touch本体の問題だった。

ホーム画面から、設定>一般>リセット>ネットワーク設定をリセットと辿り、WEPのパスワードを再設定することで復帰した。

夏服になって気付いたのだが、iPod touchを収納する場所が無い...shuffleなら首から下げられるので、まだshuffleは手放せないことに気付いた。

2008/07/06

西葛西にカレーを食べに行く

昨日も先週同様HOLUX M*241を持って歩いてきた。

  • 朝起きるとカレーが食べたかったので、西葛西へ行くことにした。 何回かカレー特集などでみたことのある、カルカッタ本店(北口店)へ。地図に書いてあった角のampmは無くなっていて、代わりに99円ショップができていた。
  • 店内で話をしていた近所に住んでいる風の人の話より:「前の土曜にボブサップが来ていた」「平日の昼間はそこそこ混むらしい」
  • せっかく葛西に来たのでこの辺りの観光地へ行こうと考える。思いついたのは葛西臨海公園。
  • ezwebで検索するとバスを利用する方が早いことが分かった。西葛西駅前のバス停で待つ。検索結果と実際の運行時間が大分ずれていた。
  • バスで東京メトロ西葛西駅からJR京葉線葛西臨海公園駅まで移動する。PASMO稼働以来バスに乗るのは初めてだということに気付く。東京のバスは前払いだということはかろうじて思い出していた。
  • 葛西臨海公園、葛西海浜公園を歩くがかなり暑い。人通りの少ない茂みの中でアダルトビデオだかイメージビデオだかの撮影をしていたのに驚く。
  • 体力が無くなってきたので屋内に移動することにする。MATRIXの監督、ウォシャウスキー兄弟の監督作品であるスピードレーサーが今日から上映開始だということを思い出したので市川妙典ワーナーマイカルシネマズへ。

google earth起動  

 

西葛西とカルカッタについて

西葛西はインド人(多くはIT技術者)が多いらしく、インド料理店も数多く存在するらしい(google検索結果)。

カルカッタは本店である北口店と、南口店の2店舗があり、北口店では北インド料理、南口店では南インド料理が提供されているらしい。事前にWebで検索していたところ、私の食べたいカレーライスは北口店の方だと思ってそちらに行ったのだが、Wikipediaを見る限り、米食は南インド料理に属すようだ。

北口店のランチメニューは以下の通り。

 

知らない単語がいくつか出てくるが、メニューを取りにくる人は日本人だったので、分からなければそのとき聞けば教えてくれる。

乗り換え案内Webサービスについて

私が日常利用しているサービスは電車の乗り換え案内のみであるが、gooの乗り換え案内など、バスの経路も候補に出してくれるものがあることに気付いた。ただ、前述の通り、実際の時刻表と一致しているのかはわからない。

葛西臨海公園について

前回の代々木公園は、園内でアンプを使った楽器や打楽器の演奏で騒音が酷く、期待外れで大きく失望したが、葛西臨海公園は期待を大きく上回った。収容可能な人数も実際の人数よりかなり大きいイメージであり、ごみごみした印象を感じさせない。

スピードレーサーについて

ストーリーは単純で面白味にかけるが、元々そういうものであると期待していなかったのでその点は問題無かった。

期待していたのは映像面であり、そのためDVDではなく映画館で見ようと考えていたのだが、この点については期待通りで選択は正しかったといえる。

原作へのリスペクトを感じる、という感想をよく見かけるが、私は原作を知らないので分からない。原作を知らなくても全く問題は無い。カーズより好みの作品であった。

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ソフトウェアエンジニアとして影響を受けた書籍

  • Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション

    Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション
    理論と実践が双方とも素晴らしい製品であるHibernate。本書はそのプロダクトを書名に冠していますが、Hibernateを使うつもりがなく、ORマッピングの解説書として読むにしても十分な良書です。Second EditionとしてJava Persistence With Hibernateという書籍も出版されていますが、残念ながら現在のところ 和訳はされていません。-インアクションは2.xの、Java Persistence-は3.1の頃のものなので、最新版とはちょっと違うところもあることに注意。 (★★★★★)

  • アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版

    アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版
    クライアント/サーバシステムを構築する上で必要となる知識が総論されてます。Web技術者も、フレームワーク部分を開発するのであれば必読。 (★★★★★)

  • Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア

    Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア
    前述の書籍「ソフトウエア開発プロフェッショナル」をより砕いたもの、という感じでしょうか。 前書きではプログラマでなくSE向けの本のように書かれているが、プログラマが読んでも面白い本であると思われます。 SEになった新人(あるいはそういう会社に入る/入りたての人)にとっては、これからどういったことが仕事を遂行していく上で起こりえるのか、どのように考えて行なっていけばいいのか決定する助けになると思います。 元は″Joel on Software″というブログの記事で、web上でも一部日本語で読めます。 http://japanese.joelonsoftware.com/ (★★★)

  • ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか

    ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか
    問題解決(一昔前のの流行語で言うところの『ソリューション』)能力は、システムエンジニアのスキルとして備えるべきもののうちのひとつです。しかし、これは難しい。学校で出されるテストと違い、唯一の、(問題提出者が想定している)解を求めるだけが「問題解決」では無いからです。そもそも、何が問題なのか、それは本当に問題なのか、それは本当に解決すべき問題なのか、その問題解決方法は正しいのか、などを解決しなければ、「その解は正しいのか」に辿りつくことができません。この本の最も良いところのひとつは、本があまり厚くないこと。すぐに読めるし、何回も読み返す気になるでしょう。 (★★★★★)

  • スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル

    スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル
    コードコンプリートで有名なスティーブマコネルの著書。新人SEに読んで欲しい。個人として業界の中でどうあるべきか、組織としてどうあるべきか、SEのプロ意識とは?SEの心構え概論、といったところでしょうか。また、業界における資格の重要性についても説かれています。この業界では資格が特に軽んじられる傾向がありますが、この傾向はどんな弊害をもたらすのか、将来的にこの業界は資格に対してどのような姿勢で臨んでいくべきなのか。日経BP社では(他の出版社もだが)最近、似たような類いのあまり面白くない書籍が乱出版されていますが、この本は別格だと思うので安心して購入して欲しいと思います。 (★★★★★)

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