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2008/07/30

ファイル[iTunes Library.itl]は有効なiTunesライブラリファイルではありません。

iTunesのバージョンを7.7に上げた後、iTunesがまともに起動しなくなった。

症状としては、起動時毎回ダイアログ『ファイル[iTues Library.itl]は有効なitunesライブラリファイルではありません。iTunesはiTunesライブラリの回復を試みて、このファイルの名前を[iTunes Library(Damaged).itl]に変更しました。』が表示され、起動前にライブラリファイルを再構築している。また、起動後は同じプレイリストが複数作成され、今まで作成したものが壊れてしまう。

itunes_damaged

原因は、パフォーマンスオプションで「システムキャッシュ」のパフォーマンスを優先にしていたからだった。前回までのFirefox起動が遅い件で色々試していたときに変更していたものだ。

マイコンピュータを右クリックしプロパティを選択する。表示された「システムの表示プロパティ」ダイアログで「詳細設定」タブを開き、パフォーマンス枠内の設定ボタンを押す。表示された「パフォーマンスオプション」ダイアログの「詳細設定」タブの、メモリ使用量枠内のラジオボタンが「システムキャッシュ」に設定されていると今回の現象になる。これを「プログラム」に合わせれば解消する。

performance_dialog

iTues Library.itlファイルはマイミュージックディレクトリ以下のiTunesディレクトリにある。iTunes Library(Damaged).itlファイルの名称から(Dameged)を削除し、元の名称「iTunes Library.itl」としてiTunesを起動すると、前回までの状態に戻る。

Appleのソフトウェアは、予想がつかない不具合を持っていることがしばしばある。自分の操作が悪いと思い込むと対処方法に気付けないので注意する必要がある。

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