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2008年8月の8件の投稿

2008/08/30

ココログでアップロードファイル容量が1ファイル当たり1MBまでになることについての対応

9/2より、表題の通り、ココログでアップロードできるファイルサイズの制限が強化されるようだ(お知らせ, 続報)。

デジタルカメラの写真ファイルを数MBで保存することも一般的である現状において、1MBの制限は厳しすぎると考える。これに対する対応を考えてみた。

 

@homepageのスペースを利用する

サービスのご案内」によると、「@nifty会員(接続サービスをご利用のお客様) の方(「お手軽5コース」以上の方)ならどなたでも、無料でホームページを公開することができます。」とのことなので、ココログを利用している人の大半は条件に適合すると思われる。100MBが無料で使用できるので、ファイルをFTPでアップロードし、ココログからリンクすれば大きいサイズも扱えるようになると思われる。

欠点としては、合計容量が100MBと小さいこと、Windows Live Writerなどライティングソフトを使用している場合、手動作業が多くなり、現状より煩雑になることが考えられる。

お知らせに記載されている通り、LaCoocanという有料サービスを利用すれば、20GBまでスペースが広がるが、煩雑さが現在より大きくなることに変わりが無い。

 

ココログから別のブログサービスへ乗り換える

プラスプラン、プロプランであれば、エクスポート機能があるため、この機能を用いて自分のブログをエクスポートし、インポートできるブログサービスへ乗り換えれば良い。

ベーシックプランにはエクスポート機能が無いが、前述プランに乗り換えることが可能で、1ヶ月目は無料のようなので、このプランも問題ないだろう。

ただし、フリープランの場合は乗り換えができない。また、フリープランを利用しているということは、おそらくISPはniftyで無いと思われるので、@homepageも利用できないだろう。従って、今回の変更に不満があるのであれば、速やかに他のブログサービスへ乗り換え、ココログへの投稿を止めるべきだろう。使い続ければ、移行が更に面倒になることが予想される。

2008/08/25

iPod touchをアップデートした

 

iPhoneが発売され、AppStoreでこんなアプリがあるだとか、携帯電話方式の文字入力ができるだとかという話をよく聞いていたが、iPod touchでもアップデートできることに最近まで気付かなかった。

iTunes Storeで音楽を購入すると、DRMフリーのものでもIDが埋め込まれるという話を聞いて、iTunes Storeではクレジットカードの登録はしないことに決めていた。ただ、iPod touchを購入した際におまけでついてきた iTunes Card 1,500円が未使用のままであり、このまま置いておいても使用する機会が無いだろう、ということで有償アップデートに対して消費することにした。

アップデート時にはバックアップを作成する必要があり(一応バックアップせずに進めることもできたようだが)、Cドライブ(正確には%AppData%)に5GB程度の空き容量が必要だった。私の環境ではCドライブに余裕が無いため、この空き容量を作るのにかなり時間を要した。アップデート自体の処理時間も30分程度はかかったと思う。

アップデート後の感想は…特に無い。というより新機能を使っていないのでなんとも言えない。

  • 自宅の位置情報がかなり正確に検出できていた。
  • 歌詞表示ができるようになったことを確認した。
  • やっとアイコンの位置を移動させることができるようになったことを確認した。
  • アプリケーションはおそらく使用する機会が無いのではないか。
  • 20分遅れの株価を見せられてもうれしくは無い。
  • 日本語変換は聞いていた通り遅い。
  • バックスペースを連続で入力するとSafariが落ちるバグについては、改善しているかどうか確認していない。

アップデートの費用が1,200円だったので、残りが150円である。2曲分だが、うち1曲はスピードレーサーのテーマでも買おうか。

 

iPodで音楽を聴こうとした際、どのように曲を購入すれば手軽かを考えた。前述の通り、iTunes Storeではクレジットカード登録はしないことに決めているため、使い勝手が悪い。

Webで検索して見ると、ネットDVDレンタルサービスでCDのレンタルも行っているところがあるようだった。niftyの@nifty レンタルサービスがCDレンタルに対応していればこれを利用しようかと思ったが、対応していなかったので代替を探したところ、楽天レンタルが該当するようだったのでこれを試してみる。

楽天レンタルは、ちょうど本日(8/25)以降8月末まで、つまり6日間の間に加入すると、9月末までの料金が無料になるようだ。

先着順、とは書いてあり、入会した際にも、後2,9XX名という表示が出ていた気がするが、無料になる人数に制限がある、という意味ではないだろう。キャンペーン詳細の対象者には、「無料お試しキャンペーンで楽天レンタル ベストプランにご入会された方全員」と書かれている。何が先着順なのかは…わからない。おそらくレンタルできるのが先着順だとでも言うつもりなのだろうが、それはキャンペーンに関わらず当然のことであり、紛らわしい宣伝文句であると感じる。

2008/08/23

フランクリンプランナーと日本能率協会マネジメントセンターのリフィル比較

システム手帳「ブレイリオ コードバン」に、フランクリンプランナー(以下、FP)のリフィルと、日本能率協会マネジメントセンター(以下、JMAM)のリフィルをセットし大きさを比較してみた。JMAMのリフィルは一般的なバイブルサイズのリフィルと同等だと考えて良いと思う。

 

開いた状態での比較が以下になる。奥がFP、手前がJMAMであり、原画像を見ると分かる通り、1cmほどFPの方が幅広である。また、バインダを開いた状態では、収納に余裕があるように見える。

refile01

 

閉じた状態では以下のようになる。左が、FP、右がJMAMである。FPはリフィルがはみ出してしまっている。また、バインダにペンを入れていると干渉してしまう。右は、当然ではあるが、収納に問題は無い。

refile02

 

蛇足として、バインダの色合いを撮影してみた。前者がフラッシュを焚いて撮影したもの、後者がフラッシュを使用せずに撮影したものである。画像右には、参考としてIXY 910ISのケースIXC-310A(色:ブルーブラック)を置いた。

かなり色合いが異なって見えるが、実際でも、蛍光灯下、白熱電球下、太陽光下かで大きく見え方が異なる。丸善で見たときは、照明が暗めであったため、黒色のモデルと違いが全く分からなかったくらいだった。なお、通常ビル内で使用する分(蛍光灯下)には、後者の写真くらいに見え、あまり派手なワイン色には見えない。

refile03

refile04

2008/08/17

Samsonite Gravitonを使用した感想

サムソナイト グラビトン スーツケース SAMSONITE【Graviton Upright 50cm】レッド(楽天リンク)

購入した50cmモデルを使用した感想を記載しておく。

一点目。ホイールで転がして使用する他、手提げで使用することも想定していた。しかし手提げで使用すると、ホイールがパンツに当たり、パンツが汚れてしまうことが分かった。

グラヴィトンはホイールが本体の隅に付いているため、引っ張って転がす際には本体の角度の自由度が大きくなる反面、手提げで使用すると体に触れやすい。使用した際は真っ白のパンツで行動していたため、特に汚れが目立ってしまった。横向きであれば接触回数は抑えられるが、やはりホイールを意識しておかないといつの間にか当たってしまっていた、という状況は避けられない。

二点目。数泊であれば、この50cmモデルでも十分容量は足りている。私は2泊で使用したが、空き容量がかなり残っていた。

三点目。旅行に行って土産を購入するのであれば、容量は足りない。旅行に行って会社への土産を考えた場合、数個~十数個が入った饅頭かそれに似たものを購入することになると思うが、この土産の箱はかなり嵩張る。空き容量があるとしても、この箱を複数個は収納できないと思う。

この場合は、空いたスペースに別の収納用のバックパックなどを詰めておき、土産はそこに入れるのが妥当か。ただし手荷物が2個に増える。飛行機を利用した旅行であれは、結局荷物を預ける必要が出る。そうであれば、初めから大きなサイズのスーツケースを購入する方が良いのではないかと思う。

2008/08/16

システム手帳を買いに銀座へ行こうとした

 

【ブレイリオ】コードバン・ベルト付きシステム手帳バイブルサイズ  リング径20mm <カラー:ワイン>(楽天リンク)
フランクリン・プランナー【トライアルセット 】(楽天リンク)

最近また仕事が忙しくなりつつある。

仕事が忙しくなると、いつもシステム手帳が欲しくなるが、欲しくなったときには既に忙しくなりすぎて買いに行く暇がなかった。

今回は繁忙の増加度合いが緩やかだったため、システム手帳購入の機会を得ることができた。

Googleで検索して見ると、楽天のシステム手帳売れ筋ランキングというものがあった。ここをみると、フランクリン・プランナー(以下、FP)というところのものがよく売れているようだった。どうも、7つの習慣だとかTQだとかに書かれたことを具体的に実践する仕組みのひとつとしてシステム手帳を利用しよう、ということらしい。

たまたま7つの習慣を所有していたので読み返してみた。やはり自己啓発系の書籍は、真実味が乏しく読み進めるのが楽ではなかった。

しかし、これもまたひとつの契機だと思い、FPのトライアルセットを購入してみた。これで肌に合いそうであれば続けてみようと考えた。

他方で、バインダを選定必要があった。バインダに魅力があるから楽天ランキング上位になっているわけでは無さそうということが上記の通り分かったからである。

トライアルセットを購入した丸の内の丸善に展示されていたものや、にちゃんねるの該当スレッドを参考にして、ブレイリオという国産メーカのものがよさそうに思えた。また、当たらし事実も知った。FPのリフィルは通常のものと大きさが異なり、通常のバイブルサイズのバインダではFPのリフィルははみ出してしまう。ブレイリオのイングリッシュブライドルモデルは幅広なのでこの問題は解決するらしかった。

システム手帳の品揃えは、銀座の伊東屋というところが良いようなので、週末そこへ行って見てみることにした。

のだが、丸善で展示を見ていると、ブレイリオのコードバンモデルのWINEカラーが良い感じだったので即決してしまった。前述のイングリッシュブライドルというモデルにはこの色は無い。ただし、FPのリフィルはコードバンでは使用できない。ブレイリオにはリング径が20mmと30mmのものがあるが、30mmは自分には嵩張り過ぎると感じた。

結果として、銀座にも行っていないし、FPも購入せずに終わった。FPトライアルセットに入っている「人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブック」は続けている。また、セットに入っていた見開き1日のリフィルが自分に合っていたのだが、これと似たリフィルで通常サイズのものが日本能率協会マネジメントセンターで販売していたのでこれを使用しようと思う。

2008/08/11

メモリを増設

FirefoxとNetBeansを同時に起動しているとすぐに1GBを超えてしまうので、RAMを2GB増設し、3GBにした。DDR 1GB当たりの値段が3,000円を割っていた。

増設するときにいろいろケーブルが抜けていたようで、Webサーバがこの土日の間、不通になっていたようだ。

2008/08/06

個人年金の勧誘を受けた機会に資産運用について考えてみようと思った

第一生命の積立年金『しあわせ物語』(受け取った「保障設計書(契約概要)」には保険種類:10年確定年金、と書いてある)の勧誘を受けたので、少し資産運用について考えてみようと思い、WEBや、自身の現在の資産状況を調べようとした。

以下、検討過程の内容であり、また、最終結論ではない。

  • 「個人年金」で検索すると、TOPに出る検索結果が「個人年金で老後資金はつくれない」。出鼻をくじかれる。
  • 確定年金とは、同サイトによると「10年、15年などあらかじめ定めた年金の受取期間中は被保険者の生死にかかわらず年金を受け取れます。ただし、年金受取期間中に死亡した場合は、一般的に残りの期間に応じた一時金(年金現価)を受け取ります。」とのこと。保障設計書を見てみると、契約を始めてから19年目位までに死亡すると、受取額が払い込み総額を下回る。
  • 保障設計書によると、「お支払保険料累計額に対する年金累計額の割合」は約127%(つまり総額1,000万円を払うと約1,200万円を受け取れる)ということで、銀行に預けるよりかなり良い、という旨を保険会社の勧誘の人は話していた。電卓を持って計算してくれたが、どういう手順で説明されたかは覚えていない。
  • しかし、前出のサイトの計算式で年間利率を計算してみると、約0.62%となる。これは3万円/月を払い込んだ場合のものである。確かに銀行に預金するよりは良いが、そもそも私は銀行が嫌いでほとんど銀行預金しておらず、比較する意味が無い。
  • 税金の控除メリットもある、という説明を受けた。個人年金保険料控除は最大5万円である。5万円の控除を受けることがどの程度メリットなのかは調べていない。
  • ただ、これについても、確定拠出年金が全額(私の場合は最大23,000円/月、つまり276,000円/年)控除されること、拠出金額は年1回変更できることを考えると、こちらの方が自由度が高く上限も大きいといえ、個人年金の控除を利用する必要が薄いように思える。
  • そもそも低金利時代に長期間の支払いを確定させることに問題があるのではないか。
  • 経済の不安定さについてのリスクをヘッジするという意味では、金、プラチナの地金取引がよいのでは、ということで三菱商事田中貴金属工業のパンフレットを取り寄せてみた。これについてはもう少し勉強することにする。

以上、取り敢えず決定したこと:

  • 今の時点で個人年金に入るメリットは無いし、将来必要と感じた時点で後から入ったとしてもデメリットはなさそうだ。従って今回は契約しない。
  • 確定拠出年金についてちゃんと見直す必要がある。今回の件で初めて運用成績を見てみたが、拠出に対する損失の割合が大きい。また、拠出自体が極めて少なく、税制上の優遇を十分享受できていないと思われる。
  • 地金取引についてもう少し調べてみる。有価証券取引とは勝手が少し異なるようだ。

しかし、保険会社の商品は、商品名を見ても内容が全く想像できないし違いも分からない。

2008/08/03

NicoBrowserを新しいランキングRSS仕様に対応してみた

NicoBrowserでランキングを取得する際に、zioさんが作成されたニコRSSを利用させてもらっていたが、ニコニコ動画の仕様変更によって利用できなくなったようだ。

zio 08/08/01 11:05:04 ニコニコの仕様変更に伴いランキング系のRSSは使えなくなります。

そこで、ランキングの取得を、以前記載した公式のRSSから取得するように変更した。

NicoBrowser(20080803版)をダウンロードする

注:最新版はこちらから

前回までのバージョンを使用している場合は、NicoBrowser.jarのみ新しいものに上書きすればよい。なお、コンセプトバージョンである、という位置づけに変更は無い。

使用方法の例はこちら

はてなブックマークのホットエントリにhttp://www.nicovideo.jp/mylist/7816356?rss=atomがランキングされていた。このマイリストがどのように運用されているか経緯が不明であるが、これを利用しても良いのかもしれない。

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ソフトウェアエンジニアとして影響を受けた書籍

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    理論と実践が双方とも素晴らしい製品であるHibernate。本書はそのプロダクトを書名に冠していますが、Hibernateを使うつもりがなく、ORマッピングの解説書として読むにしても十分な良書です。Second EditionとしてJava Persistence With Hibernateという書籍も出版されていますが、残念ながら現在のところ 和訳はされていません。-インアクションは2.xの、Java Persistence-は3.1の頃のものなので、最新版とはちょっと違うところもあることに注意。 (★★★★★)

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    前述の書籍「ソフトウエア開発プロフェッショナル」をより砕いたもの、という感じでしょうか。 前書きではプログラマでなくSE向けの本のように書かれているが、プログラマが読んでも面白い本であると思われます。 SEになった新人(あるいはそういう会社に入る/入りたての人)にとっては、これからどういったことが仕事を遂行していく上で起こりえるのか、どのように考えて行なっていけばいいのか決定する助けになると思います。 元は″Joel on Software″というブログの記事で、web上でも一部日本語で読めます。 http://japanese.joelonsoftware.com/ (★★★)

  • ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか

    ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか
    問題解決(一昔前のの流行語で言うところの『ソリューション』)能力は、システムエンジニアのスキルとして備えるべきもののうちのひとつです。しかし、これは難しい。学校で出されるテストと違い、唯一の、(問題提出者が想定している)解を求めるだけが「問題解決」では無いからです。そもそも、何が問題なのか、それは本当に問題なのか、それは本当に解決すべき問題なのか、その問題解決方法は正しいのか、などを解決しなければ、「その解は正しいのか」に辿りつくことができません。この本の最も良いところのひとつは、本があまり厚くないこと。すぐに読めるし、何回も読み返す気になるでしょう。 (★★★★★)

  • スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル

    スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル
    コードコンプリートで有名なスティーブマコネルの著書。新人SEに読んで欲しい。個人として業界の中でどうあるべきか、組織としてどうあるべきか、SEのプロ意識とは?SEの心構え概論、といったところでしょうか。また、業界における資格の重要性についても説かれています。この業界では資格が特に軽んじられる傾向がありますが、この傾向はどんな弊害をもたらすのか、将来的にこの業界は資格に対してどのような姿勢で臨んでいくべきなのか。日経BP社では(他の出版社もだが)最近、似たような類いのあまり面白くない書籍が乱出版されていますが、この本は別格だと思うので安心して購入して欲しいと思います。 (★★★★★)

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