転職活動をしてみませんか
自分のキャリアを考えていく上で、転職は手段の一つとして考えていく必要がある。
転職したいと考えたとき、例えばこれ以上今の職場に居たくないと考えるようになったときに初めて転職活動を行うと、余裕が無い状態からのスタートになるのではないか、というような懸念もあり、少しずつ手を付けていくことにした。
手始めに、昨日(2008/09/13)に開催されたエンジニアtype適職(転職)フェアというものに参加してみた。現状、こうしていこう、という方向性についてもあまり強い思いも無く(今から考えていくことになる)、単なる参加した感想になるが、以下に思ったことを記載する。
- 学生時代の就職活動と、社会人生活を何年か過ごしてきた後では、おそらく同じことを説明されても思うことは変わっている。今すぐに転職したいと考えていなくても、「自分は定年まで今の会社に所属し続けるだろう」という確信が無い人は、1回はこのような場に参加してみることは意義があることであると感じた。
- 1社のブースは、人が2人座れる位の大きさである。
- 1対1で会社説明を受け、その後質問をして終わる、というような形式だった。私は全くその会社のことを知らずに行ったのだが、少し失礼だったかな、とは感じた。
- 企業側は求人に対して強い意志がある(からわざわざこのような場に出ている)。従って、こちらも相応の意思を示さないと失礼であると感じた。私の場合は、冒頭で「今すぐに転職する意思は無い。自分のキャリア形成の一環として転職に対して考え始めたところである。」という意思を示した。相手にとってあまり喜ばしい意思ではないだろうが、曖昧な態度はより問題がある。
- あまりラフな格好も問題があると思う。不安に思うのであればスーツで良い。また、人に説明させているのだから手帳かノートくらいは用意しておくべきだろう。
- 転職のための場だが、若い人が多かった。隣で説明を受けていた人は、いつも20代だった。会場全体を見渡しても、、、あまり周りの人を観察していなかったことに今気付いた。
- 1つの会社の説明を聞き始めると、かなり時間が経過するので、説明を聞きたい会社はあらかじめwebサイトを見て決めておくべきだった。1社当たり、待ち時間含め1時間くらいかかったかと思う。
- 学生時代の修飾活動先は、東証一部上場やそれ相当の規模の企業ばかりだったので、今回社員100名未満の非上場企業の話を聞けたのは貴重な体験だった。ただ、やはり現在所属している会社とは考え方が異なるなあ、と思うところもあり、自分に適しているのかは熟慮が必要だと感じた。
- その100名未満規模の会社の方は、社長や取締役の方が説明されていた。
- 私個人としては、あまり給与面については重視しておらず、エントリシート(入場時に記入するA3の用紙)にも特にそのようなことは記載していなかったのだが、給与面の説明にも重点がおかれていた。聞きたいところはそこではないのに...と少しもどかしかった。
- (説明を受けたことを鵜呑みにするとすれば)給与は会社の規模には全く比例していなかった。自分の実力に自身がある人は、鶏口牛後、ということも考えてみてもよいかもしれない。
おそらくこのような場に参加する人の大半は、(当たり前だが)転職先を探している人なのであろう。従って企業側の説明内容もそういった人向けに終始しており、若干期待はずれの感もあった。
できれば、今すぐに転職を考えていない人も、自分のキャリアのためと思って、こういう場に参加してみてはどうだろうか。そうすれば、企業側の意識も変わってキャリアプランニングするためにより良い環境になるのではないかと思う。是非。
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