« JavaFXを学習してみる | トップページ | JavaFX - Lesson 3: Using Objects »

2008/12/07

JavaFX - Lesson 2: Writing Scripts

Declaring Script Variables - スクリプト変数の宣言
  • 変数を使用する前に宣言が必要。
    • Javaと同じ。
  • 宣言はdefあるいはvarで行う。
    • def numOne = 100;
    • var result;
  • defは宣言時に初期化も行う必要がある。代入した値は変更不可。
    • def numOne; とすると、"...must be initialized..."のエラー。
  • varは宣言のみ。
    • var result = 100; のように初期化も可能。
    • var result : Integer; のように、型だけを指定するのも可。
    • 値を代入した際に型が決まるように見えるが、実際には、コンパイル時に型は決まってしまっている。
    • 逆コンパイルしてみると、宣言しておいて、使用しない場合はObject型になっている。
Defining and Invoking Script Functions - スクリプト関数の定義と呼び出し
  • printlnで出力。
    • Groovyみたい。
  • "{numOne} / {numTwo} = {result}"みたいに文字列に直接変数の値を突っ込める。
    • GroovyのGStringみたい。
Passing Arguments to Script Functions - スクリプト関数に引数を渡す
  • functionで始める。
    • function add(argOne: Integer, argTwo: Integer) { ... }
  • 変数の方を指定するのはコロン。変数名 : 型
    • argOne: Integer など。
  • サンプルを見ると引数の型指定は必須かと思うが、そうではないみたい。試しにadd関数の、第1引数の型を取ってみても動いた。
    • function add(argOne, argTwo: Integer){ ... }
    • 逆コンパイルするとargOneはdouble型になっていた。どういう判断を行っている?
Returning Values from Script Functions - スクリプト関数から値を返す
  • 戻り値の型指定も、変数の型指定と同じように、後ろに付ける。
    • function add(argOne: Integer, argTwo: Integer) : Integer {
  • これも変数の指定と同様だが、戻り値の型を省略しても、returnがあればそこから戻り値の型を推測する模様。
    • function add(argOne: Integer, argTwo: Integer) { も可。
    • 戻り値が無いことを明示するために、 : Void を付けた方が良い、のかなぁ?
Accessing Command-Line Arguments - コマンドライン引数にアクセスする
  • runというスクリプト関数は特殊。
    • Javaのpublic static void main(String[] args)みたいなエントリポイントとして動作する。
    • runスクリプト関数を明示的に定義しない場合、内部では自動的に作られる。
      • Groovyみた(以下略)。

« JavaFXを学習してみる | トップページ | JavaFX - Lesson 3: Using Objects »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: JavaFX - Lesson 2: Writing Scripts:

« JavaFXを学習してみる | トップページ | JavaFX - Lesson 3: Using Objects »

other sites

  • follow us in feedly
  • github
  • stackoverflow

ソフトウェアエンジニアとして影響を受けた書籍

  • Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション

    Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション
    理論と実践が双方とも素晴らしい製品であるHibernate。本書はそのプロダクトを書名に冠していますが、Hibernateを使うつもりがなく、ORマッピングの解説書として読むにしても十分な良書です。Second EditionとしてJava Persistence With Hibernateという書籍も出版されていますが、残念ながら現在のところ 和訳はされていません。-インアクションは2.xの、Java Persistence-は3.1の頃のものなので、最新版とはちょっと違うところもあることに注意。 (★★★★★)

  • アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版

    アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版
    クライアント/サーバシステムを構築する上で必要となる知識が総論されてます。Web技術者も、フレームワーク部分を開発するのであれば必読。 (★★★★★)

  • Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア

    Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア
    前述の書籍「ソフトウエア開発プロフェッショナル」をより砕いたもの、という感じでしょうか。 前書きではプログラマでなくSE向けの本のように書かれているが、プログラマが読んでも面白い本であると思われます。 SEになった新人(あるいはそういう会社に入る/入りたての人)にとっては、これからどういったことが仕事を遂行していく上で起こりえるのか、どのように考えて行なっていけばいいのか決定する助けになると思います。 元は″Joel on Software″というブログの記事で、web上でも一部日本語で読めます。 http://japanese.joelonsoftware.com/ (★★★)

  • ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか

    ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか
    問題解決(一昔前のの流行語で言うところの『ソリューション』)能力は、システムエンジニアのスキルとして備えるべきもののうちのひとつです。しかし、これは難しい。学校で出されるテストと違い、唯一の、(問題提出者が想定している)解を求めるだけが「問題解決」では無いからです。そもそも、何が問題なのか、それは本当に問題なのか、それは本当に解決すべき問題なのか、その問題解決方法は正しいのか、などを解決しなければ、「その解は正しいのか」に辿りつくことができません。この本の最も良いところのひとつは、本があまり厚くないこと。すぐに読めるし、何回も読み返す気になるでしょう。 (★★★★★)

  • スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル

    スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル
    コードコンプリートで有名なスティーブマコネルの著書。新人SEに読んで欲しい。個人として業界の中でどうあるべきか、組織としてどうあるべきか、SEのプロ意識とは?SEの心構え概論、といったところでしょうか。また、業界における資格の重要性についても説かれています。この業界では資格が特に軽んじられる傾向がありますが、この傾向はどんな弊害をもたらすのか、将来的にこの業界は資格に対してどのような姿勢で臨んでいくべきなのか。日経BP社では(他の出版社もだが)最近、似たような類いのあまり面白くない書籍が乱出版されていますが、この本は別格だと思うので安心して購入して欲しいと思います。 (★★★★★)

無料ブログはココログ