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2008/12/07

JavaFXを学習してみる

 

ハードディスクの空き容量が無くなったので新しいものを購入した。500GB位で手ごろな価格があるかと考えていたが、1.5TBで1.5万円程度のリテール品(5年保証)があったのでそれを購入。SeagateのST31500341ASというモデルだった。

テラバイトという単位であるとか、1GBあたり10円であるとか、色々と隔世の感がある。

一方、XBox360のハードディスクは1GB当たり100円程度。サイズだとか静音性だとかに違いはあるのだろうが...

閑話休題。JavaFXの書籍をamazonで検索してみたが、最も最近出版された書籍でも、バージョン0.7対応のもののようで、1.0の記法に準拠しているものは無いようだった。

なお、Web上のサンプルコードが0.7のものか1.0のものかは、こちら(会員登録必要)に記載されているように、コードの冒頭でjavafx.ui.*をimportしているかどうで大体判断できる。これをimportしているのは0.7なので、今のバージョンでは動かないということになる。

ということで、日本語の解説は期待できないことが分かった。仕方が無いので英語の1次情報で学ぶことにする。Sunが提供しているチュートリアルはこちら

Lesson11まであるが、概要は以下のようだ。(自分用メモ)

1 開発環境の整え方について書かれているようだが、NetBeansにプラグイン導入済みのためスキップ。
2 基本的なコードの書き方。取り敢えず流し読みする。
3 JavaFXでオブジェクトを使う方法のようだが、既にオブジェクト指向言語を何か知っているのであればみるべきところは無さそう。Lesson.11を見ればよいだろう。
4 データタイプ。これも大したことは無い。
5 シーケンス。配列やMapだろう。この辺りはどの言語でもユニークさが目立つが、JavaFXも少し独特なところがあるように見える。
6 演算子。1回見ておけば十分だろう。
7 式。Javaから見ると少し変わっているが、スクリプト系言語を何かひとつ知っていれば特段難しいことも無さそう。
8 データバインディングとトリガ。タイトル見ただけではよく分からない。この辺からちょっと面白くなりそう?
9 クラス。先に見ておこう。
10 パッケージ。JVMの上で動くのでそんなに予想外のことは無いだろう。
11 アクセス修飾子。目次を見る限り、privateが無いのと、public-read, public-initという2種の存在が気になる。

 

その他Tipsとして2点ほど。

その1。英語サイトは(日本語サイトを閲覧しているときより)文字のサイズを大きめにして見た方が頭に入って来やすい。

その2。NetBeansは、Jadclipseのような便利なプラグインが無さそう(nb-jode-jad-moduleというものがあるようだが、NB6.5でも使用できるのだろうか…?)なので、以下のbatファイルを用いてjadを動かせば、ディレクトリを再帰的に辿って逆コンパイルしてくれる。

for /R .. %%i in (*.class) do  (
    jad -8 -nonlb -ff -pi 10 -o -sjava -r -dsrc %%i
)

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