JAVA POWER TOOLS/GROOVY MAG
思い出しついでに。
Jolt Awardsのfinalistに選ばれていたこと、FEST-Swingのことが記載されていること、の2点の理由で、JAVA POWER TOOLSを購入した。
あまり事前に調べずに買ったせいで、届いたときの本の分厚さに驚いた。870ページほどあり、日本語版が出るとしたら上下巻に分かれるのでは、と思われる程。
内容の方は、やや期待外れ。目当てのFEST-Swingの記事については、Webサイトで開発者が書かれている記事ほぼそのままで、この書籍にしか載っていない情報、というものは無かった。
全体的に、プロダクトの機能紹介と、ある程度までのチュートリアル、という内容である。目次を見れば分かるとおり、名前くらいは聞いたことがあるメジャーなプロダクトが殆どであり、検索すれば日本語で解説されているサイトも多く存在する。英語が得意でない私のような人間にとっては、残念ながらあまりためになる書籍ではないと思う。
また、日本語訳が出たとしても、その頃には内容が陳腐化しているのでは、という懸念もある。
プロジェクトにここに載っているプロダクトを導入しようと考えている場合、上司に、書籍に載るくらいには有名なものである、という説得材料には使えそうだ。
2点目のGROOVY MAG。groovy言語の電子出版月刊雑誌であり、5ドルとリーズナブルである。ただ、内容が(少なくとも今のところ)充実しているとは言い難く、あまり薦められない。創刊されてからまだ半年ほど?のようなので今後に期待か。今であれば、Grailsの本家サイトと前回記載したGrails in Actionだけ購入しておけば良いのではないかと思う。
ちなみに、現在のGrails in Action、誤記がいくつかあるのでサポートフォーラムも覗いておいた方がよいだろう。
電子書籍を購入するのに当たって、PayPalを利用した。アメリカではネットオークション(eBay)等で発生する個人間の送金をこれで行うことが多いらしいが、日本でもこういったサービスは普及するのだろうか。
また、今回Googleが似たようなGoogle Checkoutというサービスを行っていることを初めて知った。Googleの無償サービスはかなり利用しているだけに、逆にこういった個人情報に深く関わるサービスは利用したくない、という意識が働くことに気付いた。
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