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2009/04/06

ホリエモンの徹底抗戦を読んで会計について学んでみようと思った

本書の中でB/SやP/Lの話題が何回か出てきたので、企業会計の本を探り出して再入門してみようかと、ふと思った。

手元にあるのはアンダーセンビジネススクール編 エクスメディア社発行の「企業会計超入門」という本。アンダーセンは解散エクスメディアは倒産、ということなので中々貴重な本、かもしれない。2001年発行なので、法律も変わっているのだろうが、本格的に勉強しようというわけではないのでこれで良しとした。

さて、貸借対照表(B/S)の出だしていつもつまづくのが以下の図である。

  貸借対照表

この図の下に、『資産 = 負債 + 資本、つまり資産は、負債と資本を足したものと常に等しい。このようにバランスが取れているからバランスシート』とか説明があるものだから、つい、「なるほど、負債が増えると資産も増えるのか。確かに借金も財産のうち、とか、負の資産、とか言うしなあ」と納得しそうになる。もちろんこの理解は誤っている(はず)。

上図だと、負の値を取り得る項目があるのが分からない(表せない)のが問題ではないかと思う。3項目のうち、(私の理解が正しければ)資本のみ負数になり得る。

このようなものは、ベクトルで表すか、下図のような棒グラフと差分で表した方が分かりやすいと思うのだが。貸借対照表の書式が上図に似ているから無理矢理こじつけているのだろうか。

    改善-貸借対照表

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コメント

トラックバックを打ったつもりだったんですが拒否されてしまったようですので。
こんなのを書きましたので、よろしければ御覧ください。
http://fanblogs.jp/gblues/archive/45/0

ありがとうございます。トラックバックについては、全て受け取る設定にしているんですが、自分自身に打っても反応しなかったこともあって( http://feather.cocolog-nifty.com/weblog/cat786721/index.html )よくわかりません...すみません。

返信はGreen BLUE Southさんのエントリのコメントとして記載しております。

この記事へのコメントは終了しました。

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