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2009/10/01

Android EmulatorでSDLを実行してみる

本文最後に記載したサイトを参考に、SDLをリンクしたAndroidネイティブバイナリを作成してみた。

ビルド及び実行環境は前回エントリと同様。Portable UbuntuでSDLライブラリをビルドし、このライブラリをリンクした実行バイナリを作成する。その後、Windows上で動かしているEmulatorで実行する。

 

準備

新たにインストールしたものは以下の通り。

 

SDLビルド

SDL-1.2.13/src/video/fbcon/SDL_fbvideo.c を開き、191行目, 及び499行目にある、"/dev/fb0"を"/dev/graphics/fb0"に書き換える。

その後、SDL-1.2.13ディレクトリで以下のコマンドを実行する。(追記:以下をそのままコピー&ペーストすると、行末に半角スペースが含まれてしまいうまく実行できないようだ。オリジナルをコピーした方が良いだろう。)

./configure \
CC=arm-none-linux-gnueabi-gcc \
--host=arm-linux \
--enable-audio=no \
--enable-video=yes \
--enable-cdrom=no \
--enable-joystick=no \
--enable-threads=no \
--enable-timers=no \
--enable-loadso=no \
--enable-video-fbcon=yes \
--enable-shared=no \
--enable-sdl-dlopen=no \
--enable-video-x11=no \
--enable-x11-shared=no \
--enable-dga=no \
--enable-video-dga=no \
--enable-video-x11-dgamouse=no \
--enable-video-x11-vm=no \
--enable-video-x11-xv=no \
--enable-video-x11-xinerama=no \
--enable-video-x11-xme=no \
--enable-video-x11-xrandr=no \
--enable-video-x11-dpms=no \
--enable-video-photon=no \
--enable-video-carbon=no \
--enable-video-cocoa=no \
--enable-video-fbcon=yes \
--enable-video-directfb=no \
--enable-video-ps2gs=no \
--enable-video-ggi=no \
--enable-video-svga=no \
--enable-video-vgl=no \
--enable-video-wscons=no \
--enable-video-aalib=no \
--enable-video-qtopia=no \
--enable-video-picogui=no \
--enable-video-xbios=no \
--enable-video-gem=no \
--enable-video-dummy=no \
--enable-video-opengl=no \

SDL-1.2.13/build/.libs ディレクトリに libSDL.a が作成される。

 

実行ファイル作成

以下の内容を持つsdlsample.cを作成する。

#include "SDL.h"

int main(int argc, char * argv[])
{
    SDL_Surface * scr;
    SDL_Rect rect;
    int i, j;
    static int k;
    Uint8 r, g, b;

    /* Init SDL: */
    printf("about to init\n");
    printf("test point %d\n", 1);

    if (SDL_Init(SDL_INIT_VIDEO) < 0)
    {
        fprintf(stderr, "Can't init: %s\n", SDL_GetError());
        exit(1);
    }
    printf("test point %d\n", 2);

    /* Open screen: */
    scr = SDL_SetVideoMode(320, 480, 16, SDL_HWSURFACE);

    printf("test point %d\n", 3);
    for (i = 0; i < 16; i++)
    {
        /* Determine where to draw rect: */

        rect.x = i * 10;
        rect.y = i * 7;
        rect.w = 100;
        rect.h = 50;

        /* What color should it be? */

        r = (i * 4);
        g = ((64 - i) * 4);
        b = (i % 4) * 64;

        /* Draw a rectangle on the screen: */

        SDL_FillRect(scr, &rect, SDL_MapRGB(scr->format, r, g, b));

        SDL_UpdateRect(scr, rect.x, rect.y, rect.w, rect.h);

        /* Wait five seconds: */

        // SDL_Delay(1000);
        for (j = 0; j < 100000; j++)
        {
            k = j;
        }
    }
    printf("about to quit\n");

    /* Quit: */
    SDL_Quit();
    return (0);
}

これをコンパイルする。

$ arm-none-linux-gnueabi-gcc sdlsample.c -o sdlsample -static -ISDL-1.2.13/include -LSDL-1.2.13/build/.libs –lSDL

この後の実行までの流れは前回と同様。

 

補足

上記を実行してみるとわかるが、画面描画は行われているが、タイミングがかなり速くなっており即座に終了する。ソースコード中のコメント Wait five seconds 以下に問題がありそうだ。

上記の例ではSDLのビルドオプションで--enable-timers=noを指定しているが、有効にしても問題ないようなので、このオプションを削除しSDLを再ビルドする。

この上で、ソースコード中のコメントアウト行SDL_Delay(1000);を復活させ、その後ろのforループを削除したものを実行すると、想定通り(と思われる)結果が得られる。

その他のビルドオプションも再検討の余地がありそうに感じる。

 

参考

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