NetBeansでFEST-Swingを利用する その2 JavaDoc作成
わき道に逸れるが、FEST-SwingのパッケージにJavaDoc(webではここで参照できる)が含まれていないようなので、作成しておくことにする。
AntのJavadocタスクを作成しても良いが、ここではせっかくなのでNetBeansで作成してみる。
まず、作成対象のソースコードを展開する。展開はjarコマンドを用いてコマンドプロンプトから jar –xfv fest-swing-1.2a3-sources.jar 等のように実行するか、一旦拡張子を.jarから.zipに変更し、zipが解凍できるユーティリティを使用すれば良い。なお、WinRARのように.jarのまま解凍できるものもある。
次に、NetBeansで新規プロジェクトを作成する。このとき”既存のソースを利用するJavaプロジェクト”を選び、ソースパッケージフォルダには先ほど展開したソースディレクトリを含める。
含めるファイルは**,除外するファイルは**/META-INF/**としておけば良い。
プロジェクトが作成されたら、コンパイルが通るようにするため、文字コードの変更を行う。プロジェクトを右クリックし、プロパティーを選択、プロジェクトプロパティーダイアログを開く。その後、ソースを選択し、エンコーディングにISO-8859-4を指定する。
最後に、プロジェクトプロパティーダイアログを閉じ、プロジェクトを右クリック、”Javadocを生成”を選択して完了。
生成されたjavadocディレクトリを適切なディレクトリに移し、ライブラリマネージャでFEST-Swingのjavadocにそのディレクトリを指定する。
今回作成したプロジェクトや展開したソースコードはもう不要であるため削除してしまってよい。
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期間があいた割にネタが用意できていないので、今回は総集編、回想回です… 過去FEST-Swingに関して記述したエントリを以下に示します。 FESTを使用してJava GUI (Swing)のテストを実行してみる FEST-Swingの紹介。FEST-Swingの機能概要を、簡単なサンプルをもとにして実行してみます。 NetBeansでFEST-Swingを利用する その1 インストール 実際にF... [続きを読む]
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