NetBeansでFEST-Swingを利用する その1 インストール
一度FEST-Swingについて記載したことがあるが、もう少し実用的なエントリを書きたいと思う。ちょうど、GUIを持つアプリケーションを修正する必要が出たので、このアプリにおける、実際の利用方法を記述していく。
ここでは、NetBeans上でライブラリとして扱うための準備について記載する。
FEST-Swingの最新バージョンであるfest-swing-1.2a3.zipをダウンロードし、適切な場所に展開する。
NetBeans6.7.1を起動、メニューの ツール > ライブラリ を選択し、ライブラリマネージャを起動する。
ダイアログ左下のボタン”新規ライブラリ”を押し、新規ライブラリを作成する。ライブラリ名は”FEST-Swing”とでもしておき、ライブラリの種類は”クラスライブラリ”を選ぶ。
ライブラリマネージャダイアログ左部のツリービューで、作成したFEST-Swingを選択し、ダイアログ右部のクラスパスタブ内リストへ、先に展開したfest-swing-1.2a3.jar及び libディレクトリ内のdebug-1.0.jar, assert-1.1.jar, fest-reflect-1.1.jar, fest-fest-util-1.1.jar, jcip-annotations-1.0.jarの6ファイルを追加する。
同様に、ソースタブ内リストへ上記に対応するxxx-sources.jar 6ファイルを追加する。
“了解”ボタンを押し、ライブラリマネージャダイアログを閉じる。
以上でNetBeansでFEST-Swingを利用できる設定が行えた。続いてプロジェクトでFEST-Swingを利用する設定を行う。
画面左上部のプロジェクトツリーで該当のプロジェクトを右クリックし、プロパティーを選択する。
表示されたプロジェクトプロパティーダイアログで、”ライブラリ”を選択し、”テストをコンパイル”タブ内のリストへ、先ほど作成したライブラリFEST-Swingを追加する。追加は”ライブラリを追加”ボタンから行う。
以上でこのプロジェクトからFEST-Swing APIが呼び出せるようになった。
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期間があいた割にネタが用意できていないので、今回は総集編、回想回です… 過去FEST-Swingに関して記述したエントリを以下に示します。 FESTを使用してJava GUI (Swing)のテストを実行してみる FEST-Swingの紹介。FEST-Swingの機能概要を、簡単なサンプルをもとにして実行してみます。 NetBeansでFEST-Swingを利用する その1 インストール 実際にF... [続きを読む]
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