Holux m-241のログを編集するTRLログエディタ1.0a
以前も記載したが、Holux M-241のファームウェアバージョン1.13では、ファイルフォーマットが変更になっている。
付属のユーティリティ(HoluxUtility.exe)もバージョンアップしているのだが、1.13対応のファイルコンバータでは、1.12以前のtrlファイルを正常に扱えない。このため、1.12以前で記録したログを扱うためには、ユーティリティも手元に残しておく必要がある。
この問題を解消するため、TrlLogEditor Ver.1.0aでは、trlファイルをオープンする際にバージョンを自動で識別し、どちらのバージョンのファイルも開き、編集できる機能を追加した。
上記機能を含め、主な機能は以下の通りとなる。
- 1.12以前、1.13どちらのファイルフォーマットも意識することなく開くことができる
- 1.12以前、1.13のファイルフォーマットへの保存が指定可能。
1.12以前で記録したログを1.13フォーマットで保存する場合、速度情報は全て0になる。 - 2ファイル以上に分かれているログの連結。
- 間引き機能。例えば1秒毎に記録しているログを10点につき1点に間引くことで、10秒毎のログを作成することが可能。
現在、保存できるフォーマットはtrlのみであるが、いずれkmlやその他フォーマットにも対応していきたい。
実行環境はJava6以降。例によってWindows XPでしか動作確認していないが、他のOSでも動作すると考える。
ファイルフォーマットを独自で解析している都合上、このプログラムで保存したファイルが正しくない結果になる可能性がある。このため、オリジナルのログファイルは別途保存しておくことを強く推奨する(技術的な説明については次エントリに記載予定)。
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