« FEST-Swingを利用する(7) EDTで発生した例外をJUnitで検知するの追補 | トップページ | coroid-server – Android(HT-03A)でニコニコ動画を視聴する »

2010/01/22

さきゅばすのNicoBrowser拡張ver.1.3.5 実行可能ファイル配布

以前までのバージョンでは、オリジナル版さきゅばすに上書きインストールする形の、差分ファイルのみを配布していたが、今回、実行可能な形で配布してみる。

その他の変更点として、以前、ライセンスをAGPLv3としていたが、GPLv3とAGPLv3のソースコード単位での混在は不可能だそうだ。このため、オリジナル版に従いGPLv3に戻している。

機能的には、前回のバージョンから差異はない。

 

現在、同梱のffmpegについて、以下の点が問題になるかもしれないと考えている。

  • 同梱のffmpegはGPLv3に適合するよう、FAACをリンクしていない。動画エンコードについて明るくないため詳細は分からないのだが、公式サイトによると”FAAC is an MPEG-4 and MPEG-2 AAC encoder.”ということなので、AACエンコードに不都合があるかもしれない。
    • [追記]H.264エンコード動画で、低ビットレート時に音質がかなり悪くなるのを確認した(64kbpsで確認)。
    • FAACが必要であれば、自力でffmpegをビルドするか、にちゃんねるのさきゅばすスレッドでアップされているffmpeg.exeに置き換える。
  • “HE-AAC のサンプリングレートが半分の値で認識されたり、PS ありで本来はステレオ音声のものがモノラルとして認識されたり”する可能性がある。
    • 参考
    • これについては上記リンク先のパッチを当てるだけなので対策可能だと考えるが、現在でも発生する不具合なのか確認できなかったため適用していない。
  • オリジナル版のffmpegと比較して、大幅にオプションが変更になっている。このため、同梱optionディレクトリ以下のファイルは正常に動作しない可能性が高い。

ダウンロードはこちらから。

« FEST-Swingを利用する(7) EDTで発生した例外をJUnitで検知するの追補 | トップページ | coroid-server – Android(HT-03A)でニコニコ動画を視聴する »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: さきゅばすのNicoBrowser拡張ver.1.3.5 実行可能ファイル配布:

« FEST-Swingを利用する(7) EDTで発生した例外をJUnitで検知するの追補 | トップページ | coroid-server – Android(HT-03A)でニコニコ動画を視聴する »

other sites

  • follow us in feedly
  • github
  • stackoverflow

ソフトウェアエンジニアとして影響を受けた書籍

  • Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション

    Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション
    理論と実践が双方とも素晴らしい製品であるHibernate。本書はそのプロダクトを書名に冠していますが、Hibernateを使うつもりがなく、ORマッピングの解説書として読むにしても十分な良書です。Second EditionとしてJava Persistence With Hibernateという書籍も出版されていますが、残念ながら現在のところ 和訳はされていません。-インアクションは2.xの、Java Persistence-は3.1の頃のものなので、最新版とはちょっと違うところもあることに注意。 (★★★★★)

  • アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版

    アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版
    クライアント/サーバシステムを構築する上で必要となる知識が総論されてます。Web技術者も、フレームワーク部分を開発するのであれば必読。 (★★★★★)

  • Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア

    Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア
    前述の書籍「ソフトウエア開発プロフェッショナル」をより砕いたもの、という感じでしょうか。 前書きではプログラマでなくSE向けの本のように書かれているが、プログラマが読んでも面白い本であると思われます。 SEになった新人(あるいはそういう会社に入る/入りたての人)にとっては、これからどういったことが仕事を遂行していく上で起こりえるのか、どのように考えて行なっていけばいいのか決定する助けになると思います。 元は″Joel on Software″というブログの記事で、web上でも一部日本語で読めます。 http://japanese.joelonsoftware.com/ (★★★)

  • ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか

    ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか
    問題解決(一昔前のの流行語で言うところの『ソリューション』)能力は、システムエンジニアのスキルとして備えるべきもののうちのひとつです。しかし、これは難しい。学校で出されるテストと違い、唯一の、(問題提出者が想定している)解を求めるだけが「問題解決」では無いからです。そもそも、何が問題なのか、それは本当に問題なのか、それは本当に解決すべき問題なのか、その問題解決方法は正しいのか、などを解決しなければ、「その解は正しいのか」に辿りつくことができません。この本の最も良いところのひとつは、本があまり厚くないこと。すぐに読めるし、何回も読み返す気になるでしょう。 (★★★★★)

  • スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル

    スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル
    コードコンプリートで有名なスティーブマコネルの著書。新人SEに読んで欲しい。個人として業界の中でどうあるべきか、組織としてどうあるべきか、SEのプロ意識とは?SEの心構え概論、といったところでしょうか。また、業界における資格の重要性についても説かれています。この業界では資格が特に軽んじられる傾向がありますが、この傾向はどんな弊害をもたらすのか、将来的にこの業界は資格に対してどのような姿勢で臨んでいくべきなのか。日経BP社では(他の出版社もだが)最近、似たような類いのあまり面白くない書籍が乱出版されていますが、この本は別格だと思うので安心して購入して欲しいと思います。 (★★★★★)

無料ブログはココログ