さきゅばすのNicoBrowser拡張 Linux版
さきゅばすのNicoBrowser拡張(ver.1.4.0以降)を、Linuxで動作させるようにするための拡張パックです。
動作確認はUbuntu 9.10(i386)で行っていますが、CentOS5.3でも動作すると思います。
動作させるためには、SDL, SDL_ttf, SDL_gfxが導入されている必要があります。ソースからmakeする場合はSDL_ttfがfreetype2に依存していたと思いますので、こちらも必要になります。メジャーなライブラリなので、ディストリビューション公式のパッケージが配布されていたりすると思います。Ubuntuでは、SDLは標準でインストールされている様で、libsdl-ttf2.0-0, libsdl-gfx1.2-4の2パッケージを追加導入することで動作しました。
その他、Linuxで動作させるためには、さきゅばす上で少なくとも以下の設定変更を行う必要があります。
- 「動画設定」タブの「FFmpeg」を本パックのものに修正する。
- 例: bin/ffmpeg
- 同じく「動画設定」タブの「拡張vhookライブラリ」を、本パックのものに修正する。
- 例: bin/libnicovideo.so.1.0.0
- 「変換設定」タブの「フォントパス」に、適切なフォントを指定する。
- 例: /usr/share/fonts/truetype/ttf-japanese-gothic.ttf
Linux拡張パック最新版(2010/05/03, rev3)をダウンロードする
ソースコードはWindows版と同じですので、必要な方はさきゅばすのNicoBrowser拡張ページからダウンロードして下さい。ただ、改行コードがCRLFだったり、shファイルに実行権限が付いていなかったりなどの理由で、若干修正していますので、修正後ファイルを以下に置いておきます。私が配布しているffmpegバイナリはライブラリリンクが少ないので、ffmpegはご自身でビルドした方が高画質/高音質な動画を作成できると思います。
ffmpegのビルド手順(上記のソースを使用せず、公式リポジトリからビルドする手順)をこちらに記載していますので、最新版のffmpegを利用したい場合はこちらを参照してください。
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