NicoBrowser ver.0.6.0 保存ファイル名の命名規則設定
ダウンロードはこちらから。
今回の変更点は以下のとおりです。
- ver.0.4.xからver.0.5以降にアップグレードできない問題を修正しました。
- 本バージョンをインストールした後、初回実行前に、次のようにsync4オプションを指定してコマンド実行して下さい。 java –jar NicoBrowser.jar sync4
- ちなみに、ver.0.5.0から0.6.0へは特別な操作は必要ありません。
- 保存ファイル名をある程度自由に設定できるようになりました。
- 従来は動画タイトル名がファイル名になる、という固定動作でした。
- コンフィグファイル(nicobrowser.properties)を直接編集すると文字エスケープが面倒なので、設定画面から設定する方が楽だと思います。-pオプションを指定してコマンドを実行すれば画面が開きます。 java –jar NicoBrowser.jar –p
ver.0.5.0のときに予告していたver.0.5.1はすっ飛ばして、本バージョンになりました。
新機能のファイル名命名規則ですが、例えば以下のような指定が行えます。
- さきゅばす互換命名規則: [{id}]{title}
- 生成例: [sm8994079]クマさんチャーハン
- NicoCache_nl互換命名規則: {id}{low}_{title}
- 生成例: sm8994079low_クマさんチャーハン
- Craving Explorer互換命名規則: {title}
- 生成例: クマさんチャーハン
その他、ファイル名として使用できない文字を特定の文字に置き換える設定もあります。詳細は添付のREADME.txtを読んでください。
元々はNicoCacheと同じ命名規則であれば、NicoCache用のキャッシュとして用いることができて良いのでは、というメールを頂いたことに対する追加機能です。
この点については、現時点でわかっているところで、以下のような注意点があります(メールを頂いて初めてNicoCache(正確にはNicoCache_nl)を利用したので、他にもあるかもしれません)。
- NicoCache_nl稼働中に追加したキャッシュファイルはそのままでは認識されません。再起動を行うか、再読み込みを行う必要があります。
- 再読み込みはwww.nicovideo.jpを開いたとき画面右上に表示されるリンク”キャッシュ”から行うことができるようです。
- 動画IDがsoから始まる公式動画(?)はNicoBrowserではNicoCache_nlと同じようには取得できないことがあります。つまりキャッシュとしてみなされない場合があります。
- NicoCache_nlではページをスクレイピングしてjavascriptのコードの中から取得しているようです。が、NicoBrowserでこれをやるのはちょっと…というところです。
- 公式動画の全体に占める割合から考えると、実用上あまり問題はないのかなと思っていますが、どうでしょう…
- あくまで「互換」なので、同一のファイル名になるわけではありません。NicoCache_nlもいくつか命名ルールを持っている(tidyTitleとか)ようで、そういう独自ルールは置いとこう、という思いもあります。
- これも実用上は問題ないでしょう。
この機能の対応中、そういえば元々はCraving Explorerに命名規則を合わせてたんだった…ということを思い出しました。昔はmp4ファイルも拡張子がflvでダウンロードされてたので、わざわざそういうオプションを付けてたことなんかもありました。
« coroid ver.0.3.2 Linux対応 | トップページ | さきゅばす拡張とcoroidのCentOS対応 »
この記事へのコメントは終了しました。
« coroid ver.0.3.2 Linux対応 | トップページ | さきゅばす拡張とcoroidのCentOS対応 »
コメント