coroid-server 少し高度な設定の説明
ver.0.5.0以降対応の説明です。
接続ポートを変更する
デフォルトではhttpが8080番、httpsが8443番のポートを使用します。
これを、例えばhttpのポートを80番に変更する場合、以下の2点の設定が必要です。
- configの書き換え
grails-app/conf/Config.groovy をテキストエディタで開き、grails.plugins.springsecurity.portMapper.httpPort と書かれた行を探します(最後の方です)。この設定値を80に書き換え保存します。 - 起動コマンド
通常の起動コマンドに、-Dserver.port=80 を加え、以下のコマンドでサーバを起動します。
grails run-app –https –Dserver.port=80
httpsのポートを変更する場合も上記と同じようにConfig.groovyのgrails.plugins.springsecurity.portMapper.httpsPort を書き換え、起動コマンドに –Dserver.port.https=[ポート番号] を追加指定してください。
coroidのログインID, パスワードを変更する
デフォルト設定では、coroidのログインID,パスワードはニコニコ動画サービスのID,パスワードと同一です。
これを変更するには、grails-app/conf/Config.groovy から coroid.user.id, coroid.user.password と書かれた行を探し、それぞれID,パスワードを設定してください(他の行と同様、文字列をシングルクォーテーションでくくってください)。
https通信を利用しない
何らかの理由でhttpのポートしか利用できない場合、以下の設定を行ってください。ただしこの設定を行うとcoroidログインID,パスワードは平文(暗号化されていない状態)でネットワークを流れるので、ニコニコ動画サービスのID,パスワードを共用しないことを推奨します(変更方法は上記「coroidのログインID,パスワードを変更する」参照)。
grails-app/conf/Config.groovy から grails.plugins.springsecurity.auth.forceHttps と書かれた行を探し、false に設定して下さい。起動コマンドは-httpsオプションを付けず、 grails run-app となります。
ユーザ認証を利用しない
ver.0.4.x までと同様、認証を行わずにcoroidを利用したい場合の設定ですが、推奨しない運用方法ですので詳細は記載致しません。設定方法はこちらを参照してください。
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