Grails1.3で標準出力が文字化けする原因について
以前、Grails1.2.1からGrails1.3.1(確認したところその後にリリースされたGrails1.3.2も同様でした)へバージョンアップした際に、Windowsのコマンドプロンプトに出力されるメッセージが化ける、という話題に触れました。
この直接の原因は、GRAILS-6123の対応において、grailsコマンドにデフォルトで-Dfile.encoding=utf-8が設定されるようになったことのようです。ただし、GRAILS-6123で報告されている問題は、Grails1.2.1では(-Dfile.encoding=utf-8を設定していないにもかかわらず)発生しないため、何か他の変更が影響した結果、このような対応を取らざるを得なくなったのではないかと考えます。
で、coroidにおける対応策なのですが、coroidではGRAILS-6123の問題が発生するような使い方はしていない(はず)なので、明示的にfile.encodingをシステムのものに合わせてやればよいです。Windowsであれば、
grails run-app –https –Dfile.encoding=MS932
というようなコマンドになります(–Dfile.encoding=MS932 を追加する)。
GRAILS-6123の本来の対応は、GRAILS-2177で追加したコンフィグgrails.views.gsp.encodingで制御すべきではないのかな、と思っているのですが、どうなんでしょうね…
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