« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010年8月の10件の投稿

2010/08/29

Google Reader は30日以上、10,000件以上の未読管理ができない

 

Google Readerで管理しているfeedは、30日以上経過したもの、あるいは10,000件以上昔のものは既読扱いになってしまうそうです。

 

確かGoogle Readerの表示では、1,001件以上未読がたまると1000+という表示になって、正確な未読数は分からなくなってますよね。

表示をカンストしてユーザに未読整理を促し、システム上限に近づけないようにする、というのはなかなか面白いですね。しかも実際はその10倍余裕があるという。

一方、30日以上のものが既読になってしまう、というのはちょっと上限低すぎな気もしますが。

 

参考:

Why is Google Reader Losing My Unread Feed Items?

2010/08/15

Sony Reader Touch Edition(PRS-600) 実際の表示例をいくつか

紙の本から電子化したものは、FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500で取り込んでPDF化したものを、ChainLPを利用して解像度や余白の最適化、本文太字化を行ったものです。

600dpiで取り込んだのですが、取り込み直後のPDFだと重すぎてページめくりが苦痛で、また、文字も読みにくいため、ChainLPでの後処理は必須だと思います。これについては時間があればまた今度…

追記:

このエントリを見返して、ちょっとこのキャプチャを見て実物がこんなものだ、と想像するのには適さないかな…と思いました。

  • キャプチャでは、スキャナで取り込んで電子化したものは背景が真っ白で、ebook(PDF)のものはそうではないように見えるが、実物ではどちらも変わらない
    • スキャナで取り込んだものについても、背景は真っ白ではない(キャプチャほどコントラストは高くない)
    • じゃあキャプチャより見難くなるのか、という点については全く異なり、むしろ実物の方が読みとりやすい。
  • キャプチャはかなり圧縮されておりモスキートノイズが目立ち、小さい文字が読みづらいように見えるが、実物ではこんなに見難くない。
    • 下の例で挙げている「初めてのRuby」の文字サイズでも難なく読み取れます。

日本では手にとって見ることができない商品なので、少しでも情報を提供できれば…と考えて本エントリを投稿したのですが、あまり有意義なものにはならなかったようです。

 

1つめは、私が一番多く所有しているサイズの本です。A5版という型だそうで、Amazonの表記では21 x 15 x 2.4 cmとなっていました。

screen102

 

2つめは、これも最近よく利用しているmanning社のebook(pdf)です。

screen103

上図はフォントをSサイズでキャプチャしたものです。キャプチャした時点でかなり圧縮されるようで、モスキートノイズが目立ちますが、実際はもちろんこういうノイズはありません。ただ、文字のサイズがご覧の通りで、実用的ではありません。レイアウトは再現できているのですが。

screen104

上図はMサイズでキャプチャしたものです。私は普段これで読んでいます。本来の1ページ分が2ページに分かれてしまうので、ページめくりがちょっと面倒臭くなります。

screen105

上図はSサイズで横回転(PRS-600上で設定できます)させたものです。この設定で使ったことはないのですが、これもよさそうですね。余白がもったいないですが、レイアウト重視の場合はこちらでしょうか。

 

3つめは標準的なサイズのオライリー本を取り込んだものです。B5変判…であっているのかな?Amazonでは24 x 18.6 x 1.6 cmとなっています。

screen116

書籍を電子化してRPS-600で見ると、横の余白がもったいないと感じるのですが、オライリーのものは特に横が余ります…断裁するまで気がつかなかったのですが、オライリー本って結構余白ありますよね。もうちょっと詰めてくれればページ数も少なくなり持ち運びも楽になるのですが。

 

4つめは新書判です。今のところ新書はこれしか電子化していませんので例に出しましたが、Amazonではイメージが登録されていませんでした…

screen113

十分でしょう。私は文庫サイズのものを一冊も電子化していないので例を挙げることはできませんが、こちらで大体想像できるのではないでしょうか。

最後に前エントリで載せました「これからの「正義」の話をしよう」のPDFです。

screen110

上図はデフォルトの縦Sサイズ表示です。全く実用的ではありません…

screen112

上図はMサイズです。Mサイズにするとなぜかデフォルトがこの向きになっていて、Mサイズのまま縦方向に回転すると上下逆に表示されてしまいました。縦書きの文章でもちゃんと表示できているのがわかると思います(肩の部分の章表示は横を向いていますが)。

Sony Reader Touch Edition(PRS-600) 日本語化後のAbout画面

この商品、”Reader”というのが商品名称らしく、どう表記すればよいのか困ります。PRS-600と書く方がユニーク性が保てるのだが…と思いつつ毎回本エントリタイトルのようなカッコ付き表記にしてます。

ちなみにインストールされたアプリケーションのフォルダ名も”Reader”になっているので、いつもどこにあるのか迷います…

本題です。

改造ファームを入れると、オプション機能としてスクリーンショットが取れるようになりましたので、この機能を利用してAbout画面をキャプチャしてみましたので添付します(クリックで原寸大)。

screen100 screen101

改造ファーム導入前はどうなっていたのか記録していないので、はっきりとどこが変わっているのかわからないのですが。オリジナルファームで利用されている方がいらっしゃれば、どう変わっているのか教えてください…

 

ついでに、他の方のblogエントリなどでは触れられていない様子なので、オプション機能の説明を。

1画面目に”Optional Setting”という項目が表れています。この画面で、OPTIONSキー、虫眼鏡(拡大)キーを押すことでそれぞれの設定を変更できます。

"(Options)”の項目は、画面右下にある、時間表示に関する設定です。選択肢は24, 24-tick, am/pm, am/pm-tick, offとなっています。この選択肢のうち、tickの有無は

  • tickがついているものは1分ごとに画面の時刻表示を更新する
  • tickがついていないものは明示的にページ切り替え(ページめくりなど)を行わない限り時刻表示は更新されない

というものだそうです。つまり、時間を正確に表示しておきたい場合はtick付き、電力消費を抑えたい場合にはtick無しのものを選択すべきでしょう。

(+)”の項目は、音量調整ボタンを長押ししたときの動作についての設定です。

  • スクリーンショット
  • muteのon/off

の2種類のうちから選択できます。

なお、撮影したスクリーンショットは、内蔵メモリ(READERという名前がついていると思います)の直下”sshot”というディレクトリに格納されます。

[読書]これからの「正義」の話をしようの第1章がダウンロード試読可能

ハヤカワ・オンラインから、第1章のPDFがダウンロード可能になっています。

これ、購入してるんですがまだ開いていません…縦書きのPDFはまだ電子化していなかったと思うので、PRS-600に取り込んでどのように見えるかついでに確認してみたいと思います。

2010/08/14

注文していたものと色が違う

私がSony Reader Touch Edition(PRS-600)を購入したショップはAmazonです。

上記サムネイルやリンク先の商品名(Silber)わかるとおり、色はシルバーのはずなのですが、よくよく考えると手元にあるのはブラックです…今まで注文した色と違っていることに気づきませんでした。

いや、公式サイト見て、好みの色は順に赤、黒、銀だなあと思っていたので、黒色なのはむしろ嬉しいのですが。

ちなみに現在品切れですが、Amazonには黒色(Schwarz)のリンクもあります。これもサムネイルと商品が一致していないと思うのですが、こちらを注文すると何色が届くんでしょうか…

2010/08/11

HT-03AをWZR-HP-AG300Hに接続する

WZR-HP-AG300Hの初期状態だと、docomoのAndroid端末HT-03Aからアクセスポイントがみつかりませんでした。

前モデル?のWZR-HP-G300NHも同様のようで、検索してみるといくつか設定例が挙がっていましたのでそちらを参考にしました。以下WZR-HP-AG300Hの設定方法です。

まず、ブラウザでルータにアクセスし管理画面を開きます。TOP画面左上に表示されている「かんたん設定」の中の「無線の暗号化を設定する」を選択します。

router1

次の画面で、「11n/g/bの暗号化を設定する」(下図)を選択します。

router2

次の画面で「WPA2-PSK(AES)」(下図)を選択します。

router3

次の画面で事前共有キーの設定をします。初期値でよければ変更せずに「設定」ボタンを押せば完了です。これでHT-03Aからルータが見えるようになっていると思います。

 

別の設定方法としては、TOPページの「無線設定」>「基本(11n/g/b)」を開き(下図。クリックで拡大)、「無線の認証」をWPA2-PSKに、「無線の暗号化」をAESに変更することで同様の動作になるようです。

router5

ちなみに、初期値はそれぞれ無線の認証: WPA/WPA2 mixmode – PSK, 無線の暗号化: TKIP/AES mixmodeで、どうもこのmixmodeというのが悪さしてるみたいですね。

現在の設定値はTOPページの「無線情報」というところに表示されています。

router6

2010/08/08

サーバ復旧しました、が、

サーバを起動させましたので、本blogからリンクされている作品についてダウンロードができるようになりました。

しかし、どうもHDDから異音がするなど調子がよろしくないようなので、また近いうちにサーバをダウンさせると思います…OSの再インストールからになりますので、これまた長引きそうです。

HTML5のsessionStorageはHTTPセッションごとにインスタンス化されるわけではない

最近Webプログラミングを始めていますが、デスクトップアプリケーションやクラシカルなクライアント/サーバシステムと比べると、やはりクライアントサイド(Webブラウザ)ができることの制限がきついなあ、とよく感じます。

HTML5で導入されるWebSocketsやWeb Storageなんて無くて今までどうやってたんだ?ということを考えると、ActiveXやFlashなんかが流行っていた/流行っているのも、単純にリッチインタフェースのためだけじゃないんだろうな、と気づきました。

で、HTTPセッションごとに比較的大きなデータをクライアントサイドに置いておく必要ができ、調査したところHTML5のsessionStorageが使えそうだと思ったのでした。

しかしちゃんと見てみると、sessionStorageって名前とは裏腹にウィンドウが異なるとインスタンスも異なるものができてしまうんですね。通常、Webブラウザで新規ウィンドウを起動すると、それぞれのウィンドウのセッションは共有されるので、storageも共有されてほしかったのですが…

IE8 の セッション Cookie と sessionStorage - Hebikuzure's Tech Memo にこの挙動の理由についての説明が記述されていますが、要するにCookieと同じスコープだと問題あるから実際の用途に合わせて変えました、ということでしょうか。う~ん、私がほしいのはCookieと同じスコープでなおかつ大容量が保存できるものなのですが。

そういえば昔のIEはアイコンをクリックしてウィンドウを起動すると別セッション、メニューから新規ウィンドウを起動するとセッション共有、という動作だと思ったのですが、IE8ではメニューから明示的に”新規セッション”を選ばない限りはセッションが共有されるようになったのですね。以前よりは挙動が明確になって良くなったのではないかと思います。

WZR-HP-AG300HはIEを使って操作した方が良いのかも

家庭内LANのギガビット化に向けて最近発売されたらしいBUFFALOの最新モデルを購入しました。

以前もBUFFALOのモデルを使用していたので、特に設定方法で困るところは無かったのですが、Google Chrome 5.0.375.125 beta でPPPoE接続/切断の操作を行おうとすると

エラー: 不正なセッションIDによるアクセスを検知しました。この設定要求は無視されます。

というエラーが出て操作できない、という状況に頻繁になります。(当初はChromeで操作していて接続まで持って行けたので、必ず発生するわけではないと思うのですが…)

上記エラーが出続けてどうしようもなくなったので、次にFirefox3.6.6でルータへログインしてみたところ、今度は”■Internet情報(PPPoE接続)”自体の表示が行われず、接続/切断ボタンが画面上に無いので操作できませんでした。

最後にIE8で試したところ問題無く操作できました。

 

発売直後みたいなので、そのうちファームウェアアップデートなどで修正されるのかもしれませんが、今のところはIE8でルータへログインし設定変更した方が変なトラブルに巻き込まれなくて済みそうです。

 

追記:

2011/11/28 のファームウェアver1.72 で本問題は解消されたように見えます。

2010/08/07

PRS-600(Sony Reader Touch Edition)の日本語化

PRS-600を購入したのですが、初期状態だと日本語表示に対応しておらず、本のタイトルが文字化け(いわゆる豆腐表示)してしまっていて読みたい本を探すのが困難です。

そこで、日本語化を試してみました。

日本語化の手順はPRS-600日本語化(1) ~フォント作成編 - 自作PC最新情報:ブログ版及びPRS-600日本語化(2) ~ファーム書き換え編を参考にさせていただきました。

ちなみに、失敗すると起動しなくなり修理に出す他なくなるそうで(文鎮化、と呼ぶそうです)、かなり自己責任度が高い作業です。

 

私の実行した環境と、上記説明内の環境との違いを記載します。

  • ファームウェアのバージョン。
    • 上記のblog以外でも1.0.01.08040を対象に説明しているところばかりなようですが、私が購入したものは1.0.01.10230で、このバージョンでも同様の手順でうまくいきました。
  • ロシア語ファーム(改造ファーム)のバージョン
    • 上記blogでは1.05bを使用していますが、私は現時点で最新の1.05fを利用しました。
  • ActivePerlのバージョン。
    • Windows7/64bitを使用しているので、せっかくだからActivePerlも64bit版をインストールしました。ActivePerl-5.12.1.1201-MSWin32-x64-292674.msiです。

あとなんでIPAモナーフォントを使ってるの?モナーフォントって2ch閲覧用のフォントだよね?という疑問については、どうも表示される文字の間隔がちょうどよいから、らしいです。

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

other sites

  • follow us in feedly
  • github
  • stackoverflow

ソフトウェアエンジニアとして影響を受けた書籍

  • Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション

    Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション
    理論と実践が双方とも素晴らしい製品であるHibernate。本書はそのプロダクトを書名に冠していますが、Hibernateを使うつもりがなく、ORマッピングの解説書として読むにしても十分な良書です。Second EditionとしてJava Persistence With Hibernateという書籍も出版されていますが、残念ながら現在のところ 和訳はされていません。-インアクションは2.xの、Java Persistence-は3.1の頃のものなので、最新版とはちょっと違うところもあることに注意。 (★★★★★)

  • アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版

    アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版
    クライアント/サーバシステムを構築する上で必要となる知識が総論されてます。Web技術者も、フレームワーク部分を開発するのであれば必読。 (★★★★★)

  • Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア

    Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア
    前述の書籍「ソフトウエア開発プロフェッショナル」をより砕いたもの、という感じでしょうか。 前書きではプログラマでなくSE向けの本のように書かれているが、プログラマが読んでも面白い本であると思われます。 SEになった新人(あるいはそういう会社に入る/入りたての人)にとっては、これからどういったことが仕事を遂行していく上で起こりえるのか、どのように考えて行なっていけばいいのか決定する助けになると思います。 元は″Joel on Software″というブログの記事で、web上でも一部日本語で読めます。 http://japanese.joelonsoftware.com/ (★★★)

  • ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか

    ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか
    問題解決(一昔前のの流行語で言うところの『ソリューション』)能力は、システムエンジニアのスキルとして備えるべきもののうちのひとつです。しかし、これは難しい。学校で出されるテストと違い、唯一の、(問題提出者が想定している)解を求めるだけが「問題解決」では無いからです。そもそも、何が問題なのか、それは本当に問題なのか、それは本当に解決すべき問題なのか、その問題解決方法は正しいのか、などを解決しなければ、「その解は正しいのか」に辿りつくことができません。この本の最も良いところのひとつは、本があまり厚くないこと。すぐに読めるし、何回も読み返す気になるでしょう。 (★★★★★)

  • スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル

    スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル
    コードコンプリートで有名なスティーブマコネルの著書。新人SEに読んで欲しい。個人として業界の中でどうあるべきか、組織としてどうあるべきか、SEのプロ意識とは?SEの心構え概論、といったところでしょうか。また、業界における資格の重要性についても説かれています。この業界では資格が特に軽んじられる傾向がありますが、この傾向はどんな弊害をもたらすのか、将来的にこの業界は資格に対してどのような姿勢で臨んでいくべきなのか。日経BP社では(他の出版社もだが)最近、似たような類いのあまり面白くない書籍が乱出版されていますが、この本は別格だと思うので安心して購入して欲しいと思います。 (★★★★★)

無料ブログはココログ