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2013/05/25

Windows8で画面の色を設定する

前回「Windows8の色設定がひどい」で記載した通り、設定画面からできる色の変更は限定的なものに留まり、Windows7以前のような文字色、背景色、選択色などの変更はできなくなっていました。

しかしながら、Windows8では前回示した例のように、全体的に色基調が淡い感じになっとており、エクスプローラーの非アクティブ時選択色以外でもわかりづらいところが複数あることに気付いたため、これを何とかしたいと考えました。

 

Webを検索したり試行錯誤した結果、以下の手順でWindows7相当の色設定が可能であるようです。

 

  1. デスクトップを右クリック > 個人設定 を選択し、表示された設定画面上でハイコントラストテーマのいずれか(4種類あると思いますがどれでも構いません)を選択する。
  2. レジストリエディタを開き、 HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Colors にアクセスする。
  3. ここに色設定を行う箇所とその箇所のRGB値が保存されているので、必要に応じてRGB値を変更する。
  4. レジストリを保存した後、デスクトップを右クリック > > 個人設定 > 色 を選択し、表示されたダイアログ上の「変更の保存」ボタンを押す(何も変更する必要はありません)。
  5. 一度サインアウトすると設定が反映される。

 

レジストリを編集する前にはバックアップを取っておいた方がよいでしょう。また、上記レジストリ値の一部は、4.で表示した設定ダイアログから変更することが可能です。

4.の手順を踏まない場合、一部の箇所(サインイン画面など)に設定値が反映されないようです。

 

レジストリ項目の意味は、私が調べた限りでは以下の表のように予想されます。「対応するコントロールパネル項目名」に記述があるものは、前述した設定ダイアログから編集が行える項目です。

これらのレジストリ項目名を検索するといくつかのページがヒットするので、Windows8で新たに導入された項目ではないようです。それらのサイトの説明も参考にできると思いますが、Windows8で新しく意味が追加されたり意味が変わっているようなものもあります(たとえば”Window”はウィンドウの背景色だけでなく、サインイン画面やモダンUI背景色も兼ねる。また、Scrollbarは名前に反してスクロールバーの色に影響を与えない。など)ので注意が必要です。

前回のエントリの最後に「あまり期待する結果になりません」と記載したのもこれが原因で、予期しない箇所同士の色設定がひとつの項目にまとめられているため、どうしても妥協せざるを得ない箇所が出てくると予想されるからです。例えば「ウィンドウの背景は白色に近い色にしたいが、モダンUIの背景色は白色だと明るすぎるので変更したい」といったことが不可能です。

 

レジストリ項目名 対応するコントロールパネル項目名 補足
ActiveBorder (無し) Active Border(使用されていない?)
ActiveTitle アクティブウィンドウのタイトル・背景  
AppWorkspace (無し) Background of older MDI apps and no document open ButtonFace
Background (無し) デスクトップ背景色
ButtonAlternateFace (無し)
ButtonDkShadow (無し) 3Dコントロールベベルの影の色
ButtonFace ボタン・背景  
ButtonHilight (無し) 3Dコントロールベベルのハイライト色
ButtonLight (無し) 3Dコントロールのハイライト色
ButtonShadow (無し) 3Dコントロールの影の色
ButtonText ボタン・前景  
GradientActiveTitle (無し) Active Title Bar Gradient(Win8ではタイトルにグラデーションがかかっていないので使用されない?)
GradientInactiveTitle (無し) Inactive Title Bar Gradient(同上)
GrayText 淡色表示のテキスト  
Hilight 選択されたテキスト・背景  
HilightText 選択されたテキスト・前景  
HotTrackingColor ハイパーリンク  
InactiveBorder (無し) Inactive Border(使用されていない?)
InactiveTitle 非アクティブウィンドウのタイトル・背景  
InactiveTitleText 非アクティブウィンドウのタイトル・前景  
InfoText (無し) ツールチップ文字色
InfoWindow (無し) ツールチップ背景色
Menu (無し) メニュー背景色
MenuBar (無し) メニューバー色
MenuHilight (無し) メニューハイライト色
MenuText (無し) メニューテキスト色
Scrollbar (無し) (メニューの中のチェックボックス背景色に使われていた)
TitleText アクティブウィンドウのタイトル・前景  
Window ウィンドウの背景  
WindowFrame (無し)  
WindowText テキスト  

参考として、比較的デフォルトの基調に近いレジストリ設定をこちらにおいておきます。前述の手順2.の代わりにこれを適用してみてください(再度記載しておきますが、事前にレジストリのバックアップは取っておいた方が良いでしょう)。適用後は下記のような感じになります。

win8colorizing

 

(このエントリを記載している最中に気付いたのですが、Windows Live Writerは作成中のコンテンツが今回行った色設定にひきずられてしまいますね…黒文字で書いているつもりの箇所に、画面表示色通りの黄色fontタグが埋め込まれたり。OSのせいなのかアプリ固有の問題なのか分かりませんが、アクセシビリティ用の機能としても不十分ですね。)

参考:

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コメント

通りすがりで失礼いたします。
このテーマ項目
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Windows\Themes
のテーマファイル(拡張子=theme )の項目を書き換えるのと同じでは?

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