« Android Studioへのlombok導入手順 | トップページ | (Android界隈における)MVPのM »

2015/07/11

[読書]Getting Started with Hazelcast

第2版出版(されることを私が知った)記念に。 Kindle版は2015/08/05に入手できるようです。

 

 

Hazelcastとは、分散キャッシュ(Distibuted Cache)だとかインメモリデータグリッド(In-Memory Data Grid; IMDG)だとか呼ばれているカテゴリの製品です。
んじゃあ分散キャッシュ/IMDGとは何ぞやということなんですが、それについてはOracle Coherenceについての資料を読むと十分理解できるかと思います。
日本語ドキュメントも充実していますので、いきなりHazelcast関連ドキュメントから入るよりとっつきやすいかと。
今サクッとググってみた結果を以下に載せますが、他にも色々検索で得られると思います。

これらを流し読みした後、Mastering Hazelcast を読めばHazelcastがどんなものかはわかるかと思います。

IMDGプロダクトの性質は、RDBMSに近い感じでしょうか。どういうことかというと、

  • お試しで使ってみたり、自身のアプリケーションに組み込むことについてはさほど大変ではない
  • 性能を上げるための実装方法や、運用(障害対応など)にはノウハウがいる

みたいな。

 

さて本題の、読書感想ですが、読んだ当時(2014年末ごろ?)に書いていたものがありました。

この本で解説されているHazelcastのバージョンは2.6ですが、このレビューを記載した時点での最新リリースバージョンは3.4です。
変更されているAPIも多くあり、サンプルコードを動かすためのマイグレーションにも労力が必要です。

それに加えて、記載内容も基礎の基礎に留まっており薄いです。
出版当時の状況はわかりませんが、現在に至っては、公式サイトのドキュメント、及び公式サイト内にあるオンラインブック Mastering Hazelcast を読めば、この本以上の情報が得られます。

というわけで、今から第1版を購入するのはおすすめしません。

そもそも前述の通り、導入自体はさほど大変ではないので、その部分については無料で入手できる範囲の資料で事足りる気がします。

v2.6とv3.4をの差異を当時記録したものがありますので、万が一本書を読むようなら参考にしてみてください。

« Android Studioへのlombok導入手順 | トップページ | (Android界隈における)MVPのM »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18902/61870609

この記事へのトラックバック一覧です: [読書]Getting Started with Hazelcast:

« Android Studioへのlombok導入手順 | トップページ | (Android界隈における)MVPのM »

other sites

  • follow us in feedly
  • github
  • stackoverflow

ソフトウェアエンジニアとして影響を受けた書籍

  • Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション

    Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション
    理論と実践が双方とも素晴らしい製品であるHibernate。本書はそのプロダクトを書名に冠していますが、Hibernateを使うつもりがなく、ORマッピングの解説書として読むにしても十分な良書です。Second EditionとしてJava Persistence With Hibernateという書籍も出版されていますが、残念ながら現在のところ 和訳はされていません。-インアクションは2.xの、Java Persistence-は3.1の頃のものなので、最新版とはちょっと違うところもあることに注意。 (★★★★★)

  • アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版

    アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版
    クライアント/サーバシステムを構築する上で必要となる知識が総論されてます。Web技術者も、フレームワーク部分を開発するのであれば必読。 (★★★★★)

  • Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア

    Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア
    前述の書籍「ソフトウエア開発プロフェッショナル」をより砕いたもの、という感じでしょうか。 前書きではプログラマでなくSE向けの本のように書かれているが、プログラマが読んでも面白い本であると思われます。 SEになった新人(あるいはそういう会社に入る/入りたての人)にとっては、これからどういったことが仕事を遂行していく上で起こりえるのか、どのように考えて行なっていけばいいのか決定する助けになると思います。 元は″Joel on Software″というブログの記事で、web上でも一部日本語で読めます。 http://japanese.joelonsoftware.com/ (★★★)

  • ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか

    ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか
    問題解決(一昔前のの流行語で言うところの『ソリューション』)能力は、システムエンジニアのスキルとして備えるべきもののうちのひとつです。しかし、これは難しい。学校で出されるテストと違い、唯一の、(問題提出者が想定している)解を求めるだけが「問題解決」では無いからです。そもそも、何が問題なのか、それは本当に問題なのか、それは本当に解決すべき問題なのか、その問題解決方法は正しいのか、などを解決しなければ、「その解は正しいのか」に辿りつくことができません。この本の最も良いところのひとつは、本があまり厚くないこと。すぐに読めるし、何回も読み返す気になるでしょう。 (★★★★★)

  • スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル

    スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル
    コードコンプリートで有名なスティーブマコネルの著書。新人SEに読んで欲しい。個人として業界の中でどうあるべきか、組織としてどうあるべきか、SEのプロ意識とは?SEの心構え概論、といったところでしょうか。また、業界における資格の重要性についても説かれています。この業界では資格が特に軽んじられる傾向がありますが、この傾向はどんな弊害をもたらすのか、将来的にこの業界は資格に対してどのような姿勢で臨んでいくべきなのか。日経BP社では(他の出版社もだが)最近、似たような類いのあまり面白くない書籍が乱出版されていますが、この本は別格だと思うので安心して購入して欲しいと思います。 (★★★★★)

無料ブログはココログ