Sony Reader Touch Edition(PRS-600) 実際の表示例をいくつか
紙の本から電子化したものは、FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500で取り込んでPDF化したものを、ChainLPを利用して解像度や余白の最適化、本文太字化を行ったものです。
600dpiで取り込んだのですが、取り込み直後のPDFだと重すぎてページめくりが苦痛で、また、文字も読みにくいため、ChainLPでの後処理は必須だと思います。これについては時間があればまた今度…
追記:
このエントリを見返して、ちょっとこのキャプチャを見て実物がこんなものだ、と想像するのには適さないかな…と思いました。
- キャプチャでは、スキャナで取り込んで電子化したものは背景が真っ白で、ebook(PDF)のものはそうではないように見えるが、実物ではどちらも変わらない
- スキャナで取り込んだものについても、背景は真っ白ではない(キャプチャほどコントラストは高くない)
- じゃあキャプチャより見難くなるのか、という点については全く異なり、むしろ実物の方が読みとりやすい。
- キャプチャはかなり圧縮されておりモスキートノイズが目立ち、小さい文字が読みづらいように見えるが、実物ではこんなに見難くない。
- 下の例で挙げている「初めてのRuby」の文字サイズでも難なく読み取れます。
日本では手にとって見ることができない商品なので、少しでも情報を提供できれば…と考えて本エントリを投稿したのですが、あまり有意義なものにはならなかったようです。
1つめは、私が一番多く所有しているサイズの本です。A5版という型だそうで、Amazonの表記では21 x 15 x 2.4 cmとなっていました。
2つめは、これも最近よく利用しているmanning社のebook(pdf)です。
上図はフォントをSサイズでキャプチャしたものです。キャプチャした時点でかなり圧縮されるようで、モスキートノイズが目立ちますが、実際はもちろんこういうノイズはありません。ただ、文字のサイズがご覧の通りで、実用的ではありません。レイアウトは再現できているのですが。
上図はMサイズでキャプチャしたものです。私は普段これで読んでいます。本来の1ページ分が2ページに分かれてしまうので、ページめくりがちょっと面倒臭くなります。
上図はSサイズで横回転(PRS-600上で設定できます)させたものです。この設定で使ったことはないのですが、これもよさそうですね。余白がもったいないですが、レイアウト重視の場合はこちらでしょうか。
3つめは標準的なサイズのオライリー本を取り込んだものです。B5変判…であっているのかな?Amazonでは24 x 18.6 x 1.6 cmとなっています。
書籍を電子化してRPS-600で見ると、横の余白がもったいないと感じるのですが、オライリーのものは特に横が余ります…断裁するまで気がつかなかったのですが、オライリー本って結構余白ありますよね。もうちょっと詰めてくれればページ数も少なくなり持ち運びも楽になるのですが。
4つめは新書判です。今のところ新書はこれしか電子化していませんので例に出しましたが、Amazonではイメージが登録されていませんでした…
十分でしょう。私は文庫サイズのものを一冊も電子化していないので例を挙げることはできませんが、こちらで大体想像できるのではないでしょうか。
最後に前エントリで載せました「これからの「正義」の話をしよう」のPDFです。
上図はデフォルトの縦Sサイズ表示です。全く実用的ではありません…
上図はMサイズです。Mサイズにするとなぜかデフォルトがこの向きになっていて、Mサイズのまま縦方向に回転すると上下逆に表示されてしまいました。縦書きの文章でもちゃんと表示できているのがわかると思います(肩の部分の章表示は横を向いていますが)。
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