カテゴリー「ファッション・アクセサリ」の13件の記事

2010/08/15

Sony Reader Touch Edition(PRS-600) 実際の表示例をいくつか

紙の本から電子化したものは、FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500で取り込んでPDF化したものを、ChainLPを利用して解像度や余白の最適化、本文太字化を行ったものです。

600dpiで取り込んだのですが、取り込み直後のPDFだと重すぎてページめくりが苦痛で、また、文字も読みにくいため、ChainLPでの後処理は必須だと思います。これについては時間があればまた今度…

追記:

このエントリを見返して、ちょっとこのキャプチャを見て実物がこんなものだ、と想像するのには適さないかな…と思いました。

  • キャプチャでは、スキャナで取り込んで電子化したものは背景が真っ白で、ebook(PDF)のものはそうではないように見えるが、実物ではどちらも変わらない
    • スキャナで取り込んだものについても、背景は真っ白ではない(キャプチャほどコントラストは高くない)
    • じゃあキャプチャより見難くなるのか、という点については全く異なり、むしろ実物の方が読みとりやすい。
  • キャプチャはかなり圧縮されておりモスキートノイズが目立ち、小さい文字が読みづらいように見えるが、実物ではこんなに見難くない。
    • 下の例で挙げている「初めてのRuby」の文字サイズでも難なく読み取れます。

日本では手にとって見ることができない商品なので、少しでも情報を提供できれば…と考えて本エントリを投稿したのですが、あまり有意義なものにはならなかったようです。

 

1つめは、私が一番多く所有しているサイズの本です。A5版という型だそうで、Amazonの表記では21 x 15 x 2.4 cmとなっていました。

screen102

 

2つめは、これも最近よく利用しているmanning社のebook(pdf)です。

screen103

上図はフォントをSサイズでキャプチャしたものです。キャプチャした時点でかなり圧縮されるようで、モスキートノイズが目立ちますが、実際はもちろんこういうノイズはありません。ただ、文字のサイズがご覧の通りで、実用的ではありません。レイアウトは再現できているのですが。

screen104

上図はMサイズでキャプチャしたものです。私は普段これで読んでいます。本来の1ページ分が2ページに分かれてしまうので、ページめくりがちょっと面倒臭くなります。

screen105

上図はSサイズで横回転(PRS-600上で設定できます)させたものです。この設定で使ったことはないのですが、これもよさそうですね。余白がもったいないですが、レイアウト重視の場合はこちらでしょうか。

 

3つめは標準的なサイズのオライリー本を取り込んだものです。B5変判…であっているのかな?Amazonでは24 x 18.6 x 1.6 cmとなっています。

screen116

書籍を電子化してRPS-600で見ると、横の余白がもったいないと感じるのですが、オライリーのものは特に横が余ります…断裁するまで気がつかなかったのですが、オライリー本って結構余白ありますよね。もうちょっと詰めてくれればページ数も少なくなり持ち運びも楽になるのですが。

 

4つめは新書判です。今のところ新書はこれしか電子化していませんので例に出しましたが、Amazonではイメージが登録されていませんでした…

screen113

十分でしょう。私は文庫サイズのものを一冊も電子化していないので例を挙げることはできませんが、こちらで大体想像できるのではないでしょうか。

最後に前エントリで載せました「これからの「正義」の話をしよう」のPDFです。

screen110

上図はデフォルトの縦Sサイズ表示です。全く実用的ではありません…

screen112

上図はMサイズです。Mサイズにするとなぜかデフォルトがこの向きになっていて、Mサイズのまま縦方向に回転すると上下逆に表示されてしまいました。縦書きの文章でもちゃんと表示できているのがわかると思います(肩の部分の章表示は横を向いていますが)。

Sony Reader Touch Edition(PRS-600) 日本語化後のAbout画面

この商品、”Reader”というのが商品名称らしく、どう表記すればよいのか困ります。PRS-600と書く方がユニーク性が保てるのだが…と思いつつ毎回本エントリタイトルのようなカッコ付き表記にしてます。

ちなみにインストールされたアプリケーションのフォルダ名も”Reader”になっているので、いつもどこにあるのか迷います…

本題です。

改造ファームを入れると、オプション機能としてスクリーンショットが取れるようになりましたので、この機能を利用してAbout画面をキャプチャしてみましたので添付します(クリックで原寸大)。

screen100 screen101

改造ファーム導入前はどうなっていたのか記録していないので、はっきりとどこが変わっているのかわからないのですが。オリジナルファームで利用されている方がいらっしゃれば、どう変わっているのか教えてください…

 

ついでに、他の方のblogエントリなどでは触れられていない様子なので、オプション機能の説明を。

1画面目に”Optional Setting”という項目が表れています。この画面で、OPTIONSキー、虫眼鏡(拡大)キーを押すことでそれぞれの設定を変更できます。

"(Options)”の項目は、画面右下にある、時間表示に関する設定です。選択肢は24, 24-tick, am/pm, am/pm-tick, offとなっています。この選択肢のうち、tickの有無は

  • tickがついているものは1分ごとに画面の時刻表示を更新する
  • tickがついていないものは明示的にページ切り替え(ページめくりなど)を行わない限り時刻表示は更新されない

というものだそうです。つまり、時間を正確に表示しておきたい場合はtick付き、電力消費を抑えたい場合にはtick無しのものを選択すべきでしょう。

(+)”の項目は、音量調整ボタンを長押ししたときの動作についての設定です。

  • スクリーンショット
  • muteのon/off

の2種類のうちから選択できます。

なお、撮影したスクリーンショットは、内蔵メモリ(READERという名前がついていると思います)の直下”sshot”というディレクトリに格納されます。

2010/08/07

PRS-600(Sony Reader Touch Edition)の日本語化

PRS-600を購入したのですが、初期状態だと日本語表示に対応しておらず、本のタイトルが文字化け(いわゆる豆腐表示)してしまっていて読みたい本を探すのが困難です。

そこで、日本語化を試してみました。

日本語化の手順はPRS-600日本語化(1) ~フォント作成編 - 自作PC最新情報:ブログ版及びPRS-600日本語化(2) ~ファーム書き換え編を参考にさせていただきました。

ちなみに、失敗すると起動しなくなり修理に出す他なくなるそうで(文鎮化、と呼ぶそうです)、かなり自己責任度が高い作業です。

 

私の実行した環境と、上記説明内の環境との違いを記載します。

  • ファームウェアのバージョン。
    • 上記のblog以外でも1.0.01.08040を対象に説明しているところばかりなようですが、私が購入したものは1.0.01.10230で、このバージョンでも同様の手順でうまくいきました。
  • ロシア語ファーム(改造ファーム)のバージョン
    • 上記blogでは1.05bを使用していますが、私は現時点で最新の1.05fを利用しました。
  • ActivePerlのバージョン。
    • Windows7/64bitを使用しているので、せっかくだからActivePerlも64bit版をインストールしました。ActivePerl-5.12.1.1201-MSWin32-x64-292674.msiです。

あとなんでIPAモナーフォントを使ってるの?モナーフォントって2ch閲覧用のフォントだよね?という疑問については、どうも表示される文字の間隔がちょうどよいから、らしいです。

2010/01/24

カシオ太陽電池式(タフソーラー)腕時計の電池交換を行った

カシオのWVA-400TJというモデルの腕時計を6年半程前に購入したのだが、6年経過後辺りからアラームが鳴らなくなり、最近では頻繁に針が止まってしまうようになったため、サポートへ連絡、修理依頼を行った。

期間は配達の送り戻し期間を含めて4営業日で、料金は送料を除いて2,100円だった。サポートからこちらへの配送料は、カシオ側で負担してくれたようだ。

修理作業報告書から抜粋:

【要因】
性能低下

【修理部位】
二次電池
センターアッシー
モジュール

【修理内容】
交換
防水/防滴検査OK
検査/各部点検

ご連絡: 二次電池の性能が低下していたことによるものです。部品交換・各部点検致しました。

技術料 \0
ニジデンチ \0
機能検査・点検料金 \2,000

サポート問い合わせ時に二次電池の寿命について尋ねたところ、「特に想定しているわけではないが、大体5-6年」というような回答があった。

ちなみに、通常電池の交換料金はこちらにある通り。同じようなモデルだと、通常の電池交換も太陽電池式の電池交換も同料金になるようにしているのだろうか。

機能検査・点検料金についてはこちらに説明がある。

●腕時計の機能に関わる修理を『機能修理』と位置付けて定額修理料金としております
※定額修理料金とは、技術料金、防水検査料金、電池代金、部品代金を含んだ料金です。
機能修理対象故障例
表示部不良、時間のずれ、止まり、データ異常、センサー類不良、電波受信不良、充電不良、電池消耗早い、ボタン部動作不良、針交換、文字板交換、本巻真(リューズ)交換

お手元の腕時計の病状が上記内容に当てはまる場合は修理をお申込み下さい。 所定の基準にて修理料金を自動見積り致します。

検査の結果、正常動作の場合は以下の機能検査・点検料金を申し受けさせていただきます。
[後略]

大体の修理は2,100円のように読めるが、どうなのだろう。

 

参考:

 

補足:

  • タフソーラーの電池交換はカシオの電池交換依頼ページからは申込めない。修理依頼から行うことになる。ただし私の場合はサポートに電話したところ、リペアセンターに送ってくれと言われたので、直接宅配便で送付した。
  • 二次電池交換料金は、Webを検索すると0円~7500円という幅のある情報がヒットする。kakaku.comの書き込みによると、2009年1月までは二次電池交換料金は0円だったらしい。また、カシオのサイトのWeb見積もりのページ(上記修理依頼ページを進めていったところだったと思う)では、私の場合も7500円と出たので、この値段のことではないかと思う。
    • 故障箇所によっては、私の例より高額になる可能性はある。
    • 消費者としては、普通の電池式腕時計よりランニングコストやメンテナンスの面でメリットがあると信じて(メーカもそれを売りにしており)購入したと思うので、寿命が短すぎると考えるのであれば(1年持たなかった例もあるようだ)、それなりの主張をしてみてはどうか。

2008/08/25

iPod touchをアップデートした

 

iPhoneが発売され、AppStoreでこんなアプリがあるだとか、携帯電話方式の文字入力ができるだとかという話をよく聞いていたが、iPod touchでもアップデートできることに最近まで気付かなかった。

iTunes Storeで音楽を購入すると、DRMフリーのものでもIDが埋め込まれるという話を聞いて、iTunes Storeではクレジットカードの登録はしないことに決めていた。ただ、iPod touchを購入した際におまけでついてきた iTunes Card 1,500円が未使用のままであり、このまま置いておいても使用する機会が無いだろう、ということで有償アップデートに対して消費することにした。

アップデート時にはバックアップを作成する必要があり(一応バックアップせずに進めることもできたようだが)、Cドライブ(正確には%AppData%)に5GB程度の空き容量が必要だった。私の環境ではCドライブに余裕が無いため、この空き容量を作るのにかなり時間を要した。アップデート自体の処理時間も30分程度はかかったと思う。

アップデート後の感想は…特に無い。というより新機能を使っていないのでなんとも言えない。

  • 自宅の位置情報がかなり正確に検出できていた。
  • 歌詞表示ができるようになったことを確認した。
  • やっとアイコンの位置を移動させることができるようになったことを確認した。
  • アプリケーションはおそらく使用する機会が無いのではないか。
  • 20分遅れの株価を見せられてもうれしくは無い。
  • 日本語変換は聞いていた通り遅い。
  • バックスペースを連続で入力するとSafariが落ちるバグについては、改善しているかどうか確認していない。

アップデートの費用が1,200円だったので、残りが150円である。2曲分だが、うち1曲はスピードレーサーのテーマでも買おうか。

 

iPodで音楽を聴こうとした際、どのように曲を購入すれば手軽かを考えた。前述の通り、iTunes Storeではクレジットカード登録はしないことに決めているため、使い勝手が悪い。

Webで検索して見ると、ネットDVDレンタルサービスでCDのレンタルも行っているところがあるようだった。niftyの@nifty レンタルサービスがCDレンタルに対応していればこれを利用しようかと思ったが、対応していなかったので代替を探したところ、楽天レンタルが該当するようだったのでこれを試してみる。

楽天レンタルは、ちょうど本日(8/25)以降8月末まで、つまり6日間の間に加入すると、9月末までの料金が無料になるようだ。

先着順、とは書いてあり、入会した際にも、後2,9XX名という表示が出ていた気がするが、無料になる人数に制限がある、という意味ではないだろう。キャンペーン詳細の対象者には、「無料お試しキャンペーンで楽天レンタル ベストプランにご入会された方全員」と書かれている。何が先着順なのかは…わからない。おそらくレンタルできるのが先着順だとでも言うつもりなのだろうが、それはキャンペーンに関わらず当然のことであり、紛らわしい宣伝文句であると感じる。

2008/08/17

Samsonite Gravitonを使用した感想

サムソナイト グラビトン スーツケース SAMSONITE【Graviton Upright 50cm】レッド(楽天リンク)

購入した50cmモデルを使用した感想を記載しておく。

一点目。ホイールで転がして使用する他、手提げで使用することも想定していた。しかし手提げで使用すると、ホイールがパンツに当たり、パンツが汚れてしまうことが分かった。

グラヴィトンはホイールが本体の隅に付いているため、引っ張って転がす際には本体の角度の自由度が大きくなる反面、手提げで使用すると体に触れやすい。使用した際は真っ白のパンツで行動していたため、特に汚れが目立ってしまった。横向きであれば接触回数は抑えられるが、やはりホイールを意識しておかないといつの間にか当たってしまっていた、という状況は避けられない。

二点目。数泊であれば、この50cmモデルでも十分容量は足りている。私は2泊で使用したが、空き容量がかなり残っていた。

三点目。旅行に行って土産を購入するのであれば、容量は足りない。旅行に行って会社への土産を考えた場合、数個~十数個が入った饅頭かそれに似たものを購入することになると思うが、この土産の箱はかなり嵩張る。空き容量があるとしても、この箱を複数個は収納できないと思う。

この場合は、空いたスペースに別の収納用のバックパックなどを詰めておき、土産はそこに入れるのが妥当か。ただし手荷物が2個に増える。飛行機を利用した旅行であれは、結局荷物を預ける必要が出る。そうであれば、初めから大きなサイズのスーツケースを購入する方が良いのではないかと思う。

2008/07/23

スーツケース購入

そんなわけでSamsonite Gravitonを購入した。縦方向にも横方向にも取っ手がついていること、RIMOWA SALSAは中の仕切りがかえって邪魔になりそうだった、というのが根拠である。

前エントリで書いていなかったこと:

  • 伸縮する持ち手を格納するスペースがあるため、見た目より実際の収納スペースは少ないと感じるかもしれない。これは店舗で実物を見れば容易に確認できる。
  • 国内の正規代理店が取り扱っているものは、全モデルの一部である。並行輸入を行っているネットショップ群の方が品揃えは豊富であるのは当然のようだ。
  • 前述のGravitonの最小モデルは、旅客機への持込は不可能なサイズだと思っていたが、タグに持ち込み可能と書かれていた。航空会社の機内持ち込み可能手荷物サイズが書かれているページを見たところ、確かに問題無さそうだ。より小さいSALAの最小モデルも同様である。

2008/07/21

スーツケースを買いに新宿へ

リモワ サルサ ビジネスケースRIMOWA Salsa 855.40 BusinessTrolley (Red) RM85540TSA(楽天リンク)
サムソナイト グラビトン スーツケース SAMSONITE【Graviton Upright 50cm】レッド(楽天リンク)

スーツケースが必要になった。百貨店が多くあるイメージがあったので、新宿へ行って購入することにした。

結論としては、百貨店においてある種類は少ない。覚えているだけで以下の店舗に立ち寄ったが、最も種類数が多かったのは東急ハンズだった。

探していた、小さめのサイズで、あまりビジネス特化デザインで無いものとなると、上記のSamsoniteのものかRIMOWAのものくらいしか無さそうだったのでそれらを中心に見て回った。

値段はどこも同じ(コメ兵除く)で、RIMOWAはどこでも有ったが、Samsonite含めその他のブランドを取り扱っているかどうかは店舗によって様々だった。ただ、商品のサイズ自体が大きいせいか、総じて置いてある種類は少ない。WEBで事前に調べてから店舗に行くと、置いてある種類の少なさに落胆は必至かと思われる。

コメ兵はリサイクルショップ(要は質屋か?)ということもあり、他より値段は8,000円程度は安かっただろうか。一応値札には新品と書かれていた。RIMOWAのみ置かれていた。

最終的にハンズで購入することに決めたのだが、購入したいと思ったモデルはいずれも在庫無しで、全く役に立たなかった。

家に帰って楽天を見ると、代引きであれば即日出荷できる店舗(冒頭のリンク)があったので、そこで注文した。

スーツケースを買う際に学んだこと:

  • 実物は見ておいた方が良い。サイズ感、重量感などは確認しておくべき。
  • スーツケース売り場はどこも婦人向け売り場ではなく、紳士向け売り場にあった。
  • 店舗で実際に見られる種類は少ない。
  • 種類が多いのは、百貨店よりも、ハンズやイオン、サティであり、値段も数千円くらいからと1桁安いものが売っている。
  • 外国製品が多く、ネットショップではショップ保証が無い場合があるようだ。
  • 一方、実際の店舗で購入する場合は、ネットショップと比較してかなり値段が高い。私が購入したものは、ハンズ:44,000円くらい、ネットショップ:24,000円と、2万円程度差異があった。

GoogleEarth起動

途中で電池が切れたため、新宿に到着してから1時間ほどで終わっている。新宿に買い物に来たのは初めてで、全く地理が分からず、この時点ではまだハンズにしか行けていない。最終的に4時間は歩き続けただろうか。

新宿は高層ビルが多く、そのそばを通る機会が頻繁にあるため、実際の経路とGPSログにしばしばずれが発生しているのが、地図上の道路をログが通っていないことで分かると思う。ただ、ふらついているのは必ずしもM-241の性能が原因でなく、単純に道に迷っている場合もあることに注意。

本日の写真:ジェットセットラジオの1面のモデル、新宿駅西口のバスターミナルを(GPS位置情報は結構ずれている)。

初めて新宿行ったとき、ここがモデルだとは全く知らず、ゲーム画面内と全く同じ(...というわけではなく、実際はかなりデフォルメされている)風景に感動した。そういえばPGR3も発売当初はかなり現実の新宿に忠実だということで話題になっていたが、現在、Googleで検索しても当時の比較画像などはほとんど見つからない。

2008/06/22

デジカメで撮った写真にGPS情報を付与する

携帯電話のカメラで撮った写真には位置情報を付与することが出来るが、画質が悪い。一方、デジカメで撮った写真は高画質だが位置情報がつかない。デジカメで撮った写真に位置情報を埋め込められればなあ、と常々思っていたのだが、そういう製品があるようだ。

ひとつめは、デジカメ単体で位置情報を取得できるもの。GPSを利用するものと、無線LANから位置情報を取得するものがあるようだ。今入手できるデジカメで、どれくらいの価格帯のものからこのような機能が付加されているのか詳しく調べていないが、Google検索してみたところ、リコーのRDC-i700 model G(208,000円)Caplio500SE(110,000円~)というように、普及価格帯では無さそうな製品にみえる。また、無線LANを利用するものは、都市部以外では位置情報を得られないのではないか。

ふたつめは、GPSロガーを利用する方法。冒頭のSONY製品やGiSTEQ PhotoTrackrLite(DPL700)というデジカメとの連携を重視ししたものの他、GPSまとめサイト@2chモバイル板にあるような汎用的なものもあるようだ。

GPSロガーを利用してGPS情報を取得した場合、この情報を後から写真ファイルに付与する作業が必要になる。上記のうち、デジカメ連携重視のものであれば、おそらく添付ソフトで簡単に行えると思われる。フリーソフトでも、こちらのサイトで紹介されているようなものがあるようだ。

おおよその位置情報を写真ファイルに付けられれば良い、というのであれば、GPSロガーを使用せずにこのようなフリーソフトを使って手で入力しても良いと思われる。

デジカメとGPSロガーを連携させるために重視すべき機能として考えられるものは以下の2点あると考える。

  • 写真ファイルとの連携機能。GPS情報をファイルへ付与する手順が煩雑で無いこと。
  • GPSロガー自体の性能。感度。GPSチップセットによって性質が異なるらしい。

一方、他の用途では重要かもしれないが、デジカメ用途ではあまり重要と思われない事項は以下のようなものか。

  • 精度。自動車走行時の車線変更まで判別できるものがあるようだが、そこまで必要ではないのではないか。
  • GPSロガー単体での機能。リアルタイムで位置情報を参照したいとか、速度情報がわかるとかいう製品もあるようだが、デジカメ写真との連携には関連が無い。

冒頭のSONY製品、主に感度の面であまり評判が良くないのだが、どれを選択したものか…

2008/06/14

携帯電話用キーボードで入力してみた(RBK-110CII購入)

リュウド Rboard for Keitai RBK-110CIIを購入した(製品サイト)。リュウド最近よくこういったガジェットに目移りしてしまう…

この製品を使用するに当たっては、所有している携帯電話の機種によっていくつか制約を受ける可能性がある。

  • au機種かどうか。au CDMA専用なので、その他の機種は対応していない。
  • サポート機種かどうか。au機種でも、コネクタの形状が違う、キーボード入力未対応機種などが存在するようで、それらでは使用できない。
  • 端子の位置。下についているか横についているかで使用感が異なる。(後述)
  • 高速モード対応機種かどうか。対応していれば、入力のもたつきが軽減される。

など。

本製品には接続用ケーブルが付属している。キーボードと携帯電話は直接接続できるが、端子が横についている携帯電話だと直接接続した場合、画面が横向きになってしまうため、このケーブルを用いるとよい。

電池はLR44型のボタン電池3個を使用する。amazonでは10個600円ほどで売っているようだが、近所のドラッグストアでは2個入り150円ほどだった。ちなみにコンビニでは1個190円くらいするようだった。

私の所有している機種はソニーエリクソンのW43Sであり、端子は横、高速モードは非対応に分類されている。この機種で使用してみた感想を記載する。

直接接続すると画面が横向きになる点については、あまり気にならない。むしろ、ケーブルを接続する方が手間に感じる。

高速入力モード使用時に不具合がある、と公式ページには書いてあるが、特に使用上支障は出ていない。

PCでの入力と比較すると、やはりもっさり感がある。キー打鍵用の面積が広い分、iPod touchよりは文字を入力しようという気になるが、PCのように無意識に文字を打ち込めるわけではなく、画面の表示を確認しながら入力していく必要がある。

また、しばしばキー入力が受け付けられていないことがある。英字を入力している際には全く気にならない(画面に入力がすぐ反映されるので)のだが、日本語入力の場合、子音入力が画面に反映されないのでストレスがたまる。
例えば、「か」を入力する場合kとaのキーを押すが、kを入力した時点では受け付けられたかどうかに関わらず画面二反映されないので、次のaを入力して初めてkが受け付けられなかったことを認識できるということになる。この問題が、使用していて最も気になった点である。携帯電話の機種によって動作が異なる可能性はあり、例えば高速入力モードに正式対応している機種であれば気にならないのかもしれない。(あるいは親指シフトモデルを使えば解消されるのか?しかし親指シフト入力を知らない...)

入力が出力される部分と、予測変換表示の部分2箇所を見ながら打鍵することになるので、結構疲れる。これは慣れるかもしれないが...

入力が確定されるタイミングも気になる点がある。長音(ー)を入力すると確定してしまうので、カタカナ文字を入力しにくい。例えば、「モード」と入力しようとすると、「もー」を入力するとひらがなで確定されてしまう。

電車や飛行機の移動中に使用することを考えた場合、画面の小ささが気になるのではないか。携帯電話のボタンで入力する場合と考えると、目から画面までの距離は離れると思うため。従って、移動中での長文入力は目が疲れやすくなるのではないかと思う。

 

上記の通り、PCと比較するとやはり不満が出てしまうが、ボタンでの文字入力端末と比べると雲泥の差がある。最も気になる点である、「子音入力時に受け付けられているのかどうか分からない」問題については、(親指シフト入力できる人であれば)。

 

RBK-110CIIで入力」のビデオ
powered by @niftyビデオ共有

other sites

  • follow us in feedly
  • github
  • stackoverflow

ソフトウェアエンジニアとして影響を受けた書籍

  • Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション

    Christain Bauer: HIBERNATE イン アクション
    理論と実践が双方とも素晴らしい製品であるHibernate。本書はそのプロダクトを書名に冠していますが、Hibernateを使うつもりがなく、ORマッピングの解説書として読むにしても十分な良書です。Second EditionとしてJava Persistence With Hibernateという書籍も出版されていますが、残念ながら現在のところ 和訳はされていません。-インアクションは2.xの、Java Persistence-は3.1の頃のものなので、最新版とはちょっと違うところもあることに注意。 (★★★★★)

  • アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版

    アンドリュー・S・タネンバウム: 分散システム 原理とパラダイム 第2版
    クライアント/サーバシステムを構築する上で必要となる知識が総論されてます。Web技術者も、フレームワーク部分を開発するのであれば必読。 (★★★★★)

  • Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア

    Joel Spolsky∥著: ジョエル・オン・ソフトウェア
    前述の書籍「ソフトウエア開発プロフェッショナル」をより砕いたもの、という感じでしょうか。 前書きではプログラマでなくSE向けの本のように書かれているが、プログラマが読んでも面白い本であると思われます。 SEになった新人(あるいはそういう会社に入る/入りたての人)にとっては、これからどういったことが仕事を遂行していく上で起こりえるのか、どのように考えて行なっていけばいいのか決定する助けになると思います。 元は″Joel on Software″というブログの記事で、web上でも一部日本語で読めます。 http://japanese.joelonsoftware.com/ (★★★)

  • ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか

    ドナルド・C・ゴース,ジェラルド・M・ワインバーグ: ライト、ついてますか
    問題解決(一昔前のの流行語で言うところの『ソリューション』)能力は、システムエンジニアのスキルとして備えるべきもののうちのひとつです。しかし、これは難しい。学校で出されるテストと違い、唯一の、(問題提出者が想定している)解を求めるだけが「問題解決」では無いからです。そもそも、何が問題なのか、それは本当に問題なのか、それは本当に解決すべき問題なのか、その問題解決方法は正しいのか、などを解決しなければ、「その解は正しいのか」に辿りつくことができません。この本の最も良いところのひとつは、本があまり厚くないこと。すぐに読めるし、何回も読み返す気になるでしょう。 (★★★★★)

  • スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル

    スティーブ・マコネル: ソフトウエア開発プロフェッショナル
    コードコンプリートで有名なスティーブマコネルの著書。新人SEに読んで欲しい。個人として業界の中でどうあるべきか、組織としてどうあるべきか、SEのプロ意識とは?SEの心構え概論、といったところでしょうか。また、業界における資格の重要性についても説かれています。この業界では資格が特に軽んじられる傾向がありますが、この傾向はどんな弊害をもたらすのか、将来的にこの業界は資格に対してどのような姿勢で臨んでいくべきなのか。日経BP社では(他の出版社もだが)最近、似たような類いのあまり面白くない書籍が乱出版されていますが、この本は別格だと思うので安心して購入して欲しいと思います。 (★★★★★)

無料ブログはココログ